放射性同位元素(ラジオアイソトープ=RI)を静脈から注入して、体内から放出される放射線をとらえて画像に写し出すRI検査に、コンピュータ画像を処理装置を組み合わせた検査です。γ線を放出するRIを使用したのがSPECT、ポジトロン(陽電子)を放出するRIを使用したのがPETです。
脳や心臓について、鮮明な断層画像を映し出すことができ、脳の形態的な変化や、血管の状態や血液の流れ、心筋の状態やその働きを見ることができます。
検査着に着替えてRI検査室に入り、ベッドに横になって、静脈からRIを注入します。体を回転しながらシンチカメラで撮影します。
検査時間は2~3時間です。注射するときに痛みがあり、長時間ベッドに横になっているのでその苦痛もあります。
当日、検査の前は絶食をします。
CTなどの他の検査結果と合わせて検討すれば、ほぼ確実な診断がつきます。それに従って治療方針を立て、治療を進めることになります。
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