BUN
タンパク質がエネルギーとして使われたときに、燃えかすとしてアンモニアが生じます。アンモニアは毒物なので、これに二酸化炭素を結びつけて無害にしますが、こうして出来るのが尿素窒素です。
何がわかるのか
尿素窒素は腎臓から尿に排泄されますが、腎臓に障害があって十分に排泄されないと血液中に増えます。そのため腎機能を調べる重要な指標となります。
どのような検査か
血液を採取して分析器で測定します。
検査を受ける時の注意
食事を普通にとってかまいませんが、高タンパクの食事をすると数値が高くなります。
検査結果の判定
基準値を超えていたら、腎機能を調べるためのさまざまな検査を行います。40mg/dlを超えたら腎不全が考えられ、さらに100mg/dl以上になったら尿毒症を起こす可能性が高くなり危険な状態です。