細胞と細胞をつなぐ結合組織の主成分であるコラーゲンの生成にかかわる酵素です。コラーゲンの生成が高まると血液中に増加するので、血液を採取して調べるとコラーゲンの生成の度合いが分ります。
炎症などによって細胞が破壊されると結合組織が出来て破壊された部位を修復しますが、結合組織が増えすぎると正常な細胞を取り囲んで細胞の本来の働きを失わせてしまうことがあります。これを線維化[3]といいます。
例えば、肝炎が持続した場合、肝臓でこのような線維化[3]が起こると肝硬変になります。肺で線維化[3]が起こると肺線維症が起こります。
線維化[3]が進行していくと、血液中にモノアミンオキシダーゼが増えるので、これを調べることで線維化[3]の状態を推測することが出来ます。
血清に試薬を加えて調べます。
食事等の注意は特にありません。
モノアミンオキシダーゼの値が高いときには、細胞や組織の修復が進んでいることであり、細胞や組織の破壊が持続していることがわかります。
(This host) = https://www.joy-mix.com