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膠質反応 :: 医療 Wiki

illness:膠質反応

ページ内コンテンツ
  • TTT(チモール混濁試験) ZTT(硫酸亜鉛混濁試験)
    • 何がわかるのか
    • どのような検査か
    • 検査を受ける時の注意
    • 検査結果の判定
    • 異常な場合に疑われる病気

TTT(チモール混濁試験) ZTT(硫酸亜鉛混濁試験) anchor.png[1]

血清に試薬を加え、タンパク質が固まって、混濁する具合で肝機能を調べる検査です。TTT(チモール混濁試験)とZTT(硫酸亜鉛混濁試験)があります。

  • 基準値
    TTT 0~4U
    ZTT 2~12U
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何がわかるのか anchor.png[2]

肝機能が低下すると、血清タンパクのアルブミンが減少してグロブリンが増加します。その変化をみることで肝機能の状態がわかり、肝臓病のスクーリング(ふるい分け)検査や経過観察に利用されます。

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どのような検査か anchor.png[3]

血液を採取して、血清をとりわけ、そこに新薬を加えて調べます。

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検査を受ける時の注意 anchor.png[4]

前日の夕食後から絶食して、翌日、空腹時に採血します。

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検査結果の判定 anchor.png[5]

TTTだけが高値の場合は急性肝炎[6]、ZTTともに高値の場合は慢性肝炎や肝硬変が考えられます。
なお、高脂血症ではTTTが高くなり、膠原病[7]や慢性感染症ではZTTが高くなりますから、他の検査などで鑑別をすることが大切です。

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異常な場合に疑われる病気[8] anchor.png[9]


Last-modified: 2012-07-13 (金) 15:11:16 (JST) (4317d) by kondo