ヒト型抗RANKLモノクローナル抗体製剤
この薬は、抗RANKL抗体製剤と呼ばれる薬で、骨吸収を抑える作用を持ち、がんによる骨病変の進展を抑えます。
通常、多発性骨髄腫[4]による骨病変および固形癌骨転移による骨病変の治療に用いられます。
低カルシウム血症の発現を軽減するため、医師の指示どおり、カルシウムとビタミンDを毎日服用してください。もし、カルシウムとビタミンDの内服が難しい場合は、医師にご相談ください。
症状がなくても低カルシウム血症を発現していることがありますので、頻回な血液検査が行われます。医師の指示に従って、指定された日時に検査を受けてください。
この薬を含む骨病変に対する治療薬や、この薬の類薬(ビスホスホネート系薬剤)を使用している人に、あごの骨の壊死、あごの骨の骨髄炎[7]がおこることがあります。この副作用の報告の多くが抜歯などの歯の治療に関連してあらわれているので、次の点について医師、薬剤師などから十分説明を受けてください。
主な副作用として、頭痛、疲労、吐き気、低カルシウム血症などが報告されています。
(This host) = https://www.joy-mix.com