抗生物質製剤
タケプロンカプセル30は胃粘膜のプロトンポンプを阻害し、胃酸の分泌を抑制して抗菌薬(アモリンカプセル250とフラジール内服薬250mg)の作用を高め、アモリンカプセル250とフラジール内服錠[3]はヘリコバクター・ピロリ菌に対し、抗菌作用を示します。通常、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病[4]、早期胃癌[5]に対する内視鏡的治療後胃におけるヘリコバクター・ピロリ感染症に用いられます。
通常、成人は1回タケプロンカプセル30を1カプセル(ランソプラゾールとして30mg)、アモリンカプセル250を3カプセル〔アモキシシリン水和物として750mg(力価)〕、フラジール内服錠250mgを1錠(メトロニダゾールとして250mg)、を1日2回、7日間服用します。本剤は1シート(1日分)に朝と夕分として各(タケプロン30を1カプセル、アモリンカプセル250を3カプセル、フラジール内服錠250mgを1錠)が包装されています。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気が付いたときに1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が5時間以内の場合は、飲まないでおき、次に飲む時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
これらの薬を飲むと下痢などの消化器症状などを起こすことがあります。このような場合には、症状に応じて次のようにしてください。
上記以外の主な副作用としては、頭痛、味覚異常、悪心、嘔吐、口内炎、食欲不振、腹痛、上腹部痛、腹部膨満感、便秘、排便回数の増加、口渇、口腔カンジダ症、発疹、かゆみ、めまい、眠気、倦怠感、発熱、女性化乳房、黒色便などが報告されています。
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