プロトンポンプ阻害薬 ピロリ菌除去用ランソプラゾール配合剤
タケプロンカプセル30は胃粘膜のプロトンポンプを阻害し、胃酸の分泌を抑制して抗生物質(クラリス錠200とアモリンカプセル250)の抗菌作用を高め、クラリス錠200とアモリンカプセル250はヘリコバクター・ピロリ菌に対し、抗菌作用を示します。
通常、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃におけるヘリコバクター・ピロリ感染症に用いられます。
通常、成人は1回タケプロンカプセル30を1カプセル(ランソプラゾールとして30mg)、クラリス錠200を1錠〔クラリスロマイシンとして200mg(力価)〕、アモリンカプセル250を3カプセル〔アモキシシリン水和物として750mg(力価)〕を1日2回、7日間服用します。なお、クラリス錠200は必要に応じて適宜増量されますが、1回2錠〔400mg(力価)〕を1日2回服用が上限とされています。
本剤は1シート(1日分)に朝と夕分として各(タケプロン30を1カプセル、クラリス錠200を2錠、アモリンカプセル250を3カプセル)が包装されています。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気が付いたときに1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が5時間以内の場合は、飲まないでおき、次に飲む時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
これらの薬を飲むと軟便、下痢などの消化器症状や味覚異常などを起こすことがあります。このような場合には、症状に応じて次のようにしてください。
上記以外の主な副作用としては、腹部膨満感、貧血、発疹、かゆみ、舌炎、頭痛、めまい、便秘、口渇、眠気、発熱、女性化乳房、悪心、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、腹痛、幻覚、失見当識(時間、場所、名前がわからない)、意識障害、せん妄、そう病、耳鳴、聴力低下、嗅覚異常、口腔内びらん、歯牙変色、ふるえ、しびれ、動悸などが報告されています。
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昨日から、ピロリ菌除去でお酒が飲めないのが一番辛い
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