持続性選択的DPP-4阻害剤・経口糖尿病用剤
血糖を一定に保つ働きをするインクレチンを分解する酵素を阻害することにより、血糖が高い時にインスリン分泌促進作用並びにグルカゴン濃度低下作用を増強し血糖コントロールを改善します。
通常、2型糖尿病の治療に用いられます。
通常、成人は1回2錠(主成分として25mg)を週1回服用します。重度、末期腎不全では、1回1錠(12.5mg)を週1回用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は気がついた時、1回分を飲んでください。次回以降はあらかじめ決めた曜日に服用してください。2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
示された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。低血糖症状を起こす事がありますので、高所での作業や車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。低血糖症状が起こった時には十分量の糖分(砂糖、ブドウ糖、清涼飲料水など)をとるようにしてください。
α-グルコシダーゼ阻害剤(糖分の吸収を遅らせる薬)と同時に服用中の方は、低血糖症状が起こった時にはブドウ糖をとるようにしてください。