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マグミット錠 :: 医療 Wiki

illness:マグミット錠

酸化マグネシウム(Magnesium oxide) anchor.png

制酸・緩下剤

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作用と効果 anchor.png

制酸作用があり胃酸を中和する他、腸内の浸透圧を高めて腸内腔へ水分を引き寄せ、腸内容を軟化・膨張させ腸管に拡張刺激を与えて排便を促します。
通常、胃・十二指腸潰瘍、胃炎、上部消化管機能異常における制酸作用と症状の改善、便秘症の治療、尿路シュウ酸カルシウム結石の発生予防に用いられます。

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用法・用量 anchor.png

  • 胃・十二指腸潰瘍、胃炎、上部消化管機能異常
    通常、成人は1日主成分として500~1,000mgを数回に分けて服用します。
  • 便秘症
    通常、成人は1日主成分として2,000mgを食前または食後の3回に分けて服用するか、寝る前に1回に服用します。
  • 尿路結石の予防
    通常、成人は1日主成分として200~600mgを多量の水とともに服用します。

いずれの場合も年齢・症状により適宜増減されます。この薬は1錠中に主成分330mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は気がついた時に飲んでください。ただし、次の服用が近い場合は忘れた分は飲まなくても結構です。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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生活上の注意 anchor.png

大量の牛乳やカルシウム製剤は、高カルシウム血症などを起こすおそれがありますので、ひかえてください。

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副作用 anchor.png

主な副作用として、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

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重大な副作用 anchor.png

  • 高マグネシウム血症
    高マグネシウム血症があらわれ、呼吸抑制、意識障害、不整脈、心停止に至ることがある。
    悪心・嘔吐、口渇、血圧低下、徐脈、皮膚潮紅、筋力低下、傾眠 等
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その他の副作用 anchor.png

副作用5%以上1~5%未満1%未満頻度不明
消化器---下痢等
体液・電解質---血清マグネシウム値の上昇
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同じ成分の医薬品 anchor.png

  • マグミット細粒
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ジェネリック医薬品 anchor.png

  • 酸化マグネシウム
  • 重質酸化マグネシウム
  • 酸化マグネシウム錠

Last-modified: 2019-12-25 (水) 21:25:58 (JST) (1586d) by serizawa