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ベネクレクスタ錠 :: 医療 Wiki

illness:ベネクレクスタ錠

ページ内コンテンツ
  • ベネトクラクス
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用

ベネトクラクス anchor.png[1]

抗悪性腫瘍剤/BCL-2阻害剤

  • ベネクレクスタ錠 (製薬会社:製造販売元 アッヴィ合同会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

ベネクレクスタは、BCL-2と呼ばれる体内の特定タンパク質を標的とする経口BCL-2阻害剤で、がん細胞で失われたアポトーシスというがん細胞の自然死または自己破壊の過程を回復させる作用がある。

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用法・用量 anchor.png[5]

  • 再発又は難治性の慢性リンパ性白血病[3](小リンパ球性リンパ腫を含む)
    通常、成人にはベネトクラクスとして、用量漸増期は第1週目に20mg、第2週目に50mg、第3週目に100mg、第4週目に200mg、第5週目に400mgをそれぞれ1日1回、7日間食後に経口投与する。その後の維持投与期は、400mgを1日1回、食後に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
  • 急性骨髄性白血病[4]
    • アザシチジン併用の場合:
      通常、成人にはベネトクラクスとして、用量漸増期は1日目に100mg、2日目に200mg、3日目に400mgをそれぞれ1日1回、食後に経口投与する。その後の維持投与期は、400mgを1日1回、食後に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
    • シタラビン少量療法併用の場合:
      通常、成人にはベネトクラクスとして、用量漸増期は1日目に100mg、2日目に200mg、3日目に400mg、4日目に600mgをそれぞれ1日1回、食後に経口投与する。その後の維持投与期は、600mgを1日1回、食後に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
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生活上の注意 anchor.png[6]

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副作用 anchor.png[7]

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重大な副作用 anchor.png[8]

  • 腫瘍崩壊症候群
  • 骨髄抑制
    好中球減少、貧血[9]、血小板減少、発熱性好中球減少症等があらわれることがある。
  • 感染症
    肺炎[10]敗血症[11] 等があらわれることがある。
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その他の副作用 anchor.png[12]

副作用10%以上-10%未満頻度不明
肝胆道系--血中ビリルビン増加、胆嚢炎、胆石症-
腎臓--血中クレアチニン[13]増加-
神経系--浮動性めまい、失神、頭痛-
血管--出血、低血圧-
呼吸器・胸郭および縦隔障害--呼吸困難-
消化器悪心、下痢、嘔吐-便秘、口内炎、腹痛-
代謝及び栄養食欲減退-体重減少、低カリウム血症-
筋骨格系及び結合組織障害--関節痛-
全身--疲労、無力症-

Last-modified: 2022-02-10 (木) 21:56:27 (JST) (806d) by kondo