クロルプロマジン塩酸塩(Chlorpromazine hydrochloride) プロメタジン塩酸塩(Promethazine hydrochloride) フェノバルビタール(Phenobarbital) [1]
精神神経用剤
- ベゲタミンA配合錠 (製薬会社:塩野義製薬株式会社)
- ベゲタミンB配合錠 (製薬会社:塩野義製薬株式会社)
中枢神経系に作用する3つの有効成分を配合しています。精神状態を安定させ、不安感、緊張感、イライラ感などの症状をしずめます。また、よく眠れるようにします。通常、統合失調症[3]、老年精神病、躁病、うつ病[4]、神経症における鎮静催眠に用いられます。
- 鎮静
通常、成人は1日3~4錠を数回に分けて服用します。
- 催眠
通常、成人は1日1~2錠を就寝前に服用します。 いずれも、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに飲んでください。ただし、次に飲む時間が近いときは、1回とばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。急に薬を中止すると不都合な症状があらわれることがあります。
主な副作用として、鼻閉、パーキンソン症候群〔手指振戦(手の震え)、筋強剛(筋肉のこわばり)〕、口渇、便秘、倦怠感、発疹、光線過敏症などが報告されています。
- 悪性症候群
筋肉がこわばる、頻脈、発熱
- 突然死、心室頻拍
めまい、気が遠くなる、頻脈、動悸
- 再生不良性貧血[8]、溶血性貧血[9]、血小板減少、無顆粒球症
動悸や息切れ、皮膚や白目が黄色くなる、歯ぐきの出血、発熱、のどの痛み
- 麻痺性イレウス
食欲不振、便秘、お腹がはる、激しい腹痛
- 遅発性ジスキネジア[10]、遅発性ジストニア
舌を動かしたり出し入れしたりする、絶えず噛むような口の動き、身体が意思に反して動く