血液中のタンパク質とブドウ糖が結びついてできた物質で、血糖[2]値が高いとその量が増えます。
フルクトサミンは、検査の2~3週間前の血糖[2]値の平均を反映するのでグリコヘモグロビン[4]よりももっと近い過去(最近2週間)の血糖[2]コントロールの状態の判定に役立ちます。
血液を分析器で測定します。
食事などの制限はありません。
糖尿病[8]の治療中の人が高値を示したら、最近2週間の血糖[2]のコントロールが良好でなかったといえます。一般の人が基準値を超えていれば、糖尿病[8]の検査をすることが必要です。
一方、低タンパクの場合は低値を示すので、肝硬変、ネフローゼ症候群[9]、栄養失調などを考える必要があります。また、糖尿病[8]の人の場合は、合併症として腎症や代謝障害を起こすことがあるので、低値になったときに合併症に対する注意が必要です。
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