経皮吸収型 持続性癌疼痛治療剤
非オピオイド鎮痛剤及び弱オピオイド鎮痛剤で治療困難な下記疾患における鎮痛。但し、他のオピオイド鎮痛剤から切り替えて使用する場合に限る。
中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛
本剤は、オピオイド鎮痛剤から切り替えて使用する。
通常、成人に対し胸部、腹部、上腕部、大腿部等に貼付し、1日(約24時間)毎に貼り替えて使用する。
初回貼付用量は本剤貼付前に使用していたオピオイド鎮痛剤の用法・用量を勘案して、1mg、2mg、4mg、6mgのいずれかの用量を選択する。
その後の貼付用量は患者の症状や状態により適宜増減する。
副作用 | 5%以上 | 1~5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | - | - | - | 好中球増加、単球増加、白血球数[8]増加、白血球数[8]減少、リンパ球減少、血小板数[9]増加、好酸球増加 |
肝臓 | - | - | - | ALT(GPT)、AST(GOT)、γ-GTP[10]、 AL-P、ビリルビンの上昇 |
肝胆道系 | ||||
腎臓 | - | - | - | 尿蛋白、BUN上昇、排尿困難、クレアチニン[11]上昇 |
泌尿器 | ||||
生殖系及び乳房 | ||||
精神・神経系 | - | - | - | 傾眠、めまい、頭痛、不眠、譫妄、幻覚、気分変動、健忘、不安、易刺激性、振戦、不快気分、感覚鈍麻、アカシジア、失見当識、構語障害、悪夢 |
神経系 | ||||
感覚器 | ||||
眼 | ||||
耳 | ||||
錐体外路症状 | ||||
循環器 心臓 | - | - | - | 血圧上昇、動悸、心房細動、上室性期外収縮、徐脈 |
血管 | ||||
呼吸器 | - | - | - | 咽頭痛、呼吸困難、過換気、口腔咽頭不快感 |
消化器 | - | - | - | 悪心、嘔吐、便秘、下痢、食欲不振、胃部不快感、腹部膨満感、腹痛、胃炎、味覚異常、腹部不快感、消化不良、口内炎、憩室炎 |
皮膚・皮下組織系 | - | - | - | 貼付部位のそう痒感、そう痒、貼付部位の紅斑、発疹、紅斑、貼付部位の皮膚炎、湿疹、蕁麻疹、貼付部位の湿疹 |
過敏症 | ||||
下垂体[12]・副腎皮質系 | ||||
免疫系 | ||||
代謝及び栄養 | ||||
内分泌 | ||||
筋骨格系及び結合組織障害 | ||||
全身 | ||||
投与部位 | ||||
感染症 | ||||
抵抗機構 | ||||
その他 | - | - | - | 倦怠感、発熱、発汗、血中カリウム減少、しゃっくり、口渇、薬剤離脱症候群、異常感、末梢性浮腫、血中カリウム増加、鼻咽頭炎、悪寒、胸部不快感、高血圧[13]、筋痙縮、耳鳴、挫傷 |
臨床検査 |
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