- インスリン アスパルト(遺伝子組換え)(Insulin aspart(genetical recombination))
- 作用と効果
- 用法・用量
- 副作用
- ジェネリック医薬品
インスリン アスパルト(遺伝子組換え)(Insulin aspart(genetical recombination)) [1]
二相性プロタミン結晶性インスリンアナログ水性懸濁注射液
- ノボラピッド注フレックスペン (製薬会社:ノボノルディスクファーマ株式会社)
- ノボラピッド注ペンフィル[2] (製薬会社:ノボノルディスクファーマ株式会社)
- ノボラピッド ミックス注ペンフィル (製薬会社:ノボノルディスクファーマ株式会社)
- ノボラピッド注イノレット (製薬会社:ノボノルディスクファーマ株式会社)
- ノボラピッド注100単位/ml (製薬会社:ノボノルディスクファーマ株式会社)
膵臓ホルモンの一つインスリンと、構造が少し異なるインスリン(インスリンアナログ)で、細胞のインスリン受容体に結合してブドウ糖の取り込みを促進し、血糖[4]値を下げます。通常、インスリン療法が適応となる糖尿病[5]の治療に用いられます。
- ノボラピッド注フレックスペン
持続型インスリン製剤と併用される超速効型インスリンアナログ製剤で、通常、成人は初期に1回主成分として2~20単位を毎食直前に皮下注射します。注射量は症状や検査所見に応じて適宜増減されますが、持続型インスリン製剤の注射量を含めた維持量は通常1日4~100単位です。必ず指示された方法に従ってください。
- ノボラピッド注ペンフィル[2]
持続型インスリン製剤と併用される超速効型インスリンアナログ製剤で、通常、成人は初期に1回主成分として2~20単位を毎食直前に専用のインスリン注入器を用いて皮下注射します。注射量は症状や検査所見に応じて適宜増減されますが、持続型インスリン製剤の注射量を含めた維持量は通常1日4~100単位です。必ず指示された方法に従ってください。
- ノボラピッド ミックス注ペンフィル
超速効型インスリンアナログと中間型インスリンアナログを3:7の割合で含む混合製剤で、通常、成人は初期に1回主成分として4~20単位を1日2回朝夕の食直前に専用のインスリン注入器を用いて皮下注射します。1日1回注射の場合は朝食直前に皮下注射します。注射量は症状や検査所見に応じて適宜増減されますが、維持量は通常1日4~80単位です。必ず指示された方法に従ってください。
- ノボラピッド注イノレット
持続型インスリン製剤と併用される超速効型インスリンアナログ製剤で、通常、成人は初期に1回主成分として2~20単位を毎食直前に皮下注射します。注射量は症状や検査所見に応じて適宜増減されますが、持続型インスリン製剤の注射量を含めた維持量は通常1日4~100単位です。必ず指示された方法に従ってください。1本のイノレットを他の人と共用しないでください。
- ノボラピッド注100単位/ml
持続型インスリン製剤と併用される超速効型インスリンアナログ製剤で、通常、成人は初期に1回主成分として2~20単位を毎食直前に皮下注射します。注射量は症状や検査所見に応じて適宜増減されますが、持続型インスリン製剤の注射量を含めた維持量は通常1日4~100単位です。必ず指示された方法に従ってください。
注射を忘れた場合は、すぐに担当の医師に相談してください。絶対に2回分を一度に注射してはいけません。誤って多く注射した場合は、すぐに担当の医師または薬剤師に相談してください。量によっては低血糖[4]が起こるかもしれませんので十分注意し、直ちに砂糖、ジュースなどを補給できるよう用意しておいてください。医師の指示なしに、自分の判断で注射を止めないでください。
主な副作用として、低血糖[4]などが報告されています。
- 低血糖[4]
脱力・倦怠感、高度な空腹感、冷汗
- アナフィラキシーショック
呼吸困難、血圧低下、頻脈(脈が速い)
- 血管神経性浮腫
まぶた・口唇・舌の腫れ、じんましん、呼吸困難