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デュオドーパ配合経腸用液 :: 医療 Wiki

illness:デュオドーパ配合経腸用液

ページ内コンテンツ
  • レボドパ・カルビドパ水和物(Levodopa・Carbidopa Hydrate)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用

レボドパ・カルビドパ水和物(Levodopa・Carbidopa Hydrate) anchor.png[1]

抗パーキンソン剤

  • デュオドーパ配合経腸用液 (製薬会社:アッヴィ合同会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

レボドパ含有製剤を含む既存の薬物療法で十分な効果が得られないパーキンソン病[3]の症状の日内変動(wearing-off現象)の改善

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用法・用量 anchor.png[4]

本剤投与前の経口レボドパ量に応じて初回投与量を決定し、朝の投与及び持続投与に分けて胃瘻を通じて空腸に直接投与する。その後は患者の症状により、以下の用量範囲で投与量を調整する。なお、必要に応じて持続投与中に追加投与を行うことができる。

通常、成人には、朝の投与として5〜10mL(レボドパ/カルビドパ水和物として100/25〜200/50mg)を10〜30分かけて投与した後、2〜6mL/時間(レボドパ/カルビドパ水和物として40/10〜120/30mg/時間)で持続投与する。なお、1日の最大投与時間は16時間とする。1回あたりの追加投与は0.5〜2.0mL(レボドパ/カルビドパ水和物として10/2.5〜40/10mg)とする。

本剤の投与量は症状により適宜増減するが、朝の投与は15mL(レボドパ/カルビドパ水和物として300/75mg)、持続投与は10mL/時間 (レボドパ/カルビドパ水和物として200/50mg/時間)を超えないこととする。また、1日総投与量は100mL(レボドパ/カルビドパ水和物として2000/500mg)を超えないこととする。

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生活上の注意 anchor.png[5]

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副作用 anchor.png[6]

主な副作用は切開部位痛、過剰肉芽組織、術後疼痛、切開部位紅斑、ジスキネジア

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重大な副作用 anchor.png[7]

  • 悪性症候群
    急激な減量又は投与中止により、高熱、意識障害、高度の筋強剛、不随意運動、ショック状態、精神状態変化(激越、錯乱、昏睡等)、自律神経症状、CK(CPK)上昇等があらわれ、まれに横紋筋融解症[8]を続発するおそれがある。
  • 幻覚(頻度不明)、錯乱(頻度不明)、抑うつ(頻度不明)
  • 胃潰瘍・十二指腸潰瘍の悪化
  • 閉塞隅角緑内障[11]
    霧視、眼痛、充血、頭痛、嘔気等
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その他の副作用 anchor.png[12]

副作用5%以上-1%未満頻度不明
血液及びリンパ系障害---顆粒球減少,貧血[9]
肝臓---ALT(GPT)上昇,AST(GOT)上昇,血中アルカリホスファターゼ[13]増加,LDH上昇
泌尿器---排尿異常,BUN上昇
精神神経系ジスキネジア,頭痛--不眠症激越,精神病性障害,失見当識,自殺企図,多発ニューロパチー,睡眠発作,睡眠障害[14],不随意運動,病的賭博,病的性欲亢進,不安・焦燥感,歩行障害,傾眠,めまい,味覚異常,興奮,振戦の増強,しびれ感,ドパミン調節障害症候群
感覚器---視覚異常
循環器・心臓--血圧低下,血圧上昇心拍数不整,動悸, 低血圧,起立性低血圧
呼吸器・胸郭および縦隔障害鼻出血-誤嚥性肺炎[15]-
消化器腹痛,便秘,口腔咽頭痛-下痢,悪心,腹部不快感,腹部膨満,消化管穿孔,気腹放屁,虚血性大腸炎,上腹部痛,嚥下障害,口内乾燥,流涎過多,胃腸出血,食欲不振,胸やけ,口内炎
皮膚・皮下組織系--皮膚潰瘍発疹,蕁麻疹,脱毛症
代謝及び栄養--体重減少,食欲減退血中ホモシステイン増加,高ホモシステイン血症,ビタミンB12減少,ビタミンB12欠乏,ビタミンB6減少,ビタミンB6欠乏
筋骨格系及び結合組織障害--筋骨格系胸痛,筋骨格痛筋痙縮,筋肉痛
全身異常高熱-転倒疲労,無力症,胸痛,浮腫,倦怠・脱力感
投与部位切開部位痛,過剰肉芽組織,術後疼痛,切開部位紅斑,医療機器挿入合併症(腹痛,腹部不快感,腹部膨満,気腹等),ストーマ部感染,切開部位発疹,縫合関連合併症-チューブ留置部位疼痛,チューブ留置部位そう痒感,チューブ位置異常,チューブ屈曲,チューブ留置部位感染,切開部位蜂巣炎,切開部位皮膚炎,切開部位感染,ストーマ部蜂巣炎,術後イレウス,ストーマ部紅斑,創合併症-
その他---抗DNA抗体・クームス試験の陽性例,のぼせ感,発汗,嗄声,唾液・痰・口腔内粘膜・汗・便・尿の変色(黒色等)

Last-modified: 2019-03-20 (水) 00:34:09 (JST) (1867d) by kondo