- ダラツムマブ(遺伝子組換え)・ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)
- 作用と効果
- 用法・用量
- 使用上の注意
- 生活上の注意
- 副作用
ダラツムマブ(遺伝子組換え)・ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え) [1]
ヒト型抗CD38モノクローナル抗体/ヒアルロン酸分解酵素配合剤
- ダラキューロ配合皮下注 (製薬会社:製造販売元 ヤンセンファーマ株式会社/販売元 )
- 多発性骨髄腫[3]
他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人には本剤1回15mL(ダラツムマブ(遺伝子組換え)として1,800mg及びボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え) として30,000単位(2,000単位/mL))を、併用する抗悪性腫瘍剤の投与サイクルを考慮して、以下のA法又はB法の投与間隔で皮下投与する。
A 法:1週間間隔、2週間間隔及び4週間間隔の順で投与する。
B 法:1週間間隔、3週間間隔及び4週間間隔の順で投与する。
- 全身性ALアミロイドーシス
他の薬剤との併用において、通常、成人には本剤1回15mL(ダラツムマブ(遺伝子組換え)として1,800mg及びボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)として30,000単位(2,000単位/mL))を皮下投与する。
投与間隔は、1週間間隔、2週間間隔及び4週間間隔の順で投与とする。
重大な副作用 [8]
- Infusion reaction
アナフィラキシー、鼻閉、咳嗽、悪寒、気管支痙攣、低酸素症、呼吸困難等があらわれることがある。
- 骨髄抑制
好中球減少、血小板減少、リンパ球減少及び発熱性好中球減少症等の骨髄抑制があらわれることがある。
- 感染症
肺炎[9]や敗血症[10]等の重篤な感染症や、B型肝炎[11]ウイルスの再活性化があらわれることがある。
- 腫瘍崩壊症候群
- 間質性肺疾患
副作用 | 10%以上 | 5~10%未満 | 5%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | 貧血[13] | 白血球減少 | - | - |
精神系 | - | - | - | 不眠症 |
神経系 | - | - | 浮動性めまい、頭痛、末梢性感覚ニューロパチー、錯感覚、失神 | - |
循環器・心臓 | - | - | 心房細動 | - |
血管 | - | - | 高血圧[14] | - |
呼吸器・胸郭および縦隔障害 | - | - | 呼吸困難、咳嗽 | 肺水腫 |
消化器 | - | 下痢 | 便秘、悪心、嘔吐 | - |
皮膚・皮下組織系 | - | - | そう痒症、発疹 | - |
代謝及び栄養 | - | - | 食欲減退、低カルシウム血症、高血糖[15] | 脱水 |
筋骨格系及び結合組織障害 | - | - | 筋痙縮、関節痛、背部痛、筋骨格系胸痛 | - |
全身 | - | 疲労、発熱、注射部位反応 | 無力症、悪寒、注射部位紅斑、末梢性浮腫 | - |
感染症 | - | 上気道感染 | 気管支炎、インフルエンザ、尿路感染、サイトメガロウイルス感染 | - |