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スーグラ錠 :: 医療 Wiki

illness:スーグラ錠

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  • イプラグリフロジンL-プロリン(Ipragliflozin L-Proline)
    • 作用と効果
      • 効能又は効果に関連する使用上の注意
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用

イプラグリフロジンL-プロリン(Ipragliflozin L-Proline) anchor.png[1]

選択的SGLT2阻害剤 2型糖尿病[2]治療剤

  • スーグラ錠 (製薬会社:アステラス製薬株式会社)
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作用と効果 anchor.png[3]

腎臓で糖を再吸収するSGLT2を阻害することで、過剰な糖を尿と一緒に排出させて血糖[4]値を下げます。
通常、2型糖尿病[2]の治療に用いられます。

    • 2018年12月21日、アステラス製薬は、日本において「1型糖尿病[2]」の効能・効果および用法・用量追加の承認を取得した。
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効能又は効果に関連する使用上の注意 anchor.png[5]

  • 効能共通
    • 重度の腎機能障害のある患者又は透析中の末期腎不全患者では本剤の効果が期待できないため、投与しないこと。
    • 中等度の腎機能障害のある患者では本剤の効果が十分に得られない可能性があるので投与の必要性を慎重に判断すること。
  • 1型糖尿病[2]
    • 本剤の適用はあらかじめ適切なインスリン治療を十分に行った上で、血糖[4]コントロールが不十分な場合に限ること。
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用法・用量 anchor.png[6]

  • 2型糖尿病[2]
    通常、成人にはイプラグリフロジンとして50mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら100mg1日1回まで増量することができる。
  • 1型糖尿病[2]
    インスリン製剤との併用において、通常、成人にはイプラグリフロジンとして50mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら100mg1日1回まで増量することができる。
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副作用 anchor.png[7]

  • 2型糖尿病[2]
    主な副作用は頻尿、口渇、便秘、尿中β2ミクログロブリン増加、体重減少
  • 1型糖尿病[2]
    主な副作用は低血糖[4]、血中ケトン体増加、体重減少、膀胱炎、頻尿、口渇、ケトーシス、陰部そう痒症、便秘、頭痛、細菌尿
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重大な副作用 anchor.png[8]

  • 血糖[4]
    他の糖尿病[2]用薬(特にスルホニルウレア剤、速効型インスリン分泌促進剤)との併用で低血糖[4]があらわれることがある。
    ふらつき、脱力感、発汗、空腹感、手足の震え
  • 腎盂腎炎
    寒気、発熱、脇腹の痛み、背部痛、腰痛
  • 脱水
    口渇、多尿、頻尿、血圧低下 等
  • ケトアシドーシス
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その他の副作用 anchor.png[9]

副作用5%以上1~5%未満1%未満頻度不明
血液及びリンパ系障害--貧血[10]-
肝臓
肝胆道系--肝機能異常-
腎臓
泌尿器頻尿多尿尿管結石、腎結石症-
生殖系及び乳房--陰部そう痒症-
精神系
神経系---糖尿病[2]性ニューロパチー、浮動性めまい、体位性めまい、頭痛、感覚鈍麻
感覚器
--糖尿病[2]網膜症眼瞼浮腫
循環器 心臓
血管---高血圧[11]
呼吸器--上気道の炎症-
消化器-便秘下痢、胃炎、胃食道逆流性疾患、上腹部痛、腹部膨満悪心、嘔吐
皮膚・皮下組織系--湿疹、発疹、蕁麻疹そう痒症
過敏症
下垂体[12]・副腎皮質系
免疫系
代謝及び栄養
内分泌
筋骨格系及び結合組織障害---筋肉痛、背部痛
全身-口渇、体重減少空腹、倦怠感顔面浮腫、脱力感
感染症-膀胱炎、外陰部膣カンジダ症鼻咽頭炎-
投与部位
抵抗機構
その他
臨床検査-尿中β2ミクログロブリン増加尿中β-NアセチルDグルコサミニダーゼ増加、尿潜血陽性、尿中アルブミン/クレアチニン[13]比増加、尿中ケトン体陽性、血中ケトン体増加、尿中α1ミクログロブリン増加-

Last-modified: 2018-12-23 (日) 22:33:56 (JST) (1954d) by kondo