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ジェノトロピンゴークイック注用 :: 医療 Wiki

illness:ジェノトロピンゴークイック注用

ページ内コンテンツ
  • ソマトロピン(Somatropin)遺伝子組換え(genetical recombination)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
      • 注意事項
    • 副作用
      • 稀な副作用

ソマトロピン(Somatropin)遺伝子組換え(genetical recombination) anchor.png[1]

遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン[2]製剤

  • ジェノトロピンゴークイック注用 (製薬会社:ファイザー株式会社)
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作用と効果 anchor.png[3]

成長ホルモン[2]分泌不全性低身長症ほか

下垂体[4]前葉ホルモンの一つ成長ホルモン[2]で、成長を促進する作用があります。 通常、骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン[2]分泌不全性低身長症、ターナー症候群、プラダーウィリー症候群における低身長、SGA(small-for-gestational age)性低身長症を改善します。

成人成長ホルモン[2]分泌不全症(重症に限ります)

下垂体[4]前葉ホルモンの一つである成長ホルモン[2]剤で、たん白同化作用、脂質代謝作用、抗ナトリウム利尿作用などにより、成人成長ホルモン[2]分泌不全症における体組成異常(体脂肪率の増加、筋肉量の低下など)や脂質関連マーカー異常を改善します。 通常、成人成長ホルモン[2]分泌不全症(重症に限ります)の治療に使用されます。

慢性腎不全

下垂体[4]前葉ホルモンの一つ成長ホルモン[2]で、成長を促進する作用があります。 通常、骨端線閉鎖を伴わない慢性腎不全における低身長を改善します。

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用法・用量 anchor.png[5]

成長ホルモン[2]分泌不全性低身長症ほか
  • 骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン[2]分泌不全性低身長症
    通常、1週間に体重kg当たり主成分として0.175mgを2~4回に分けて筋肉内に注射するか、6~7回に分けて皮下に注射します。
  • 骨端線閉鎖を伴わないターナー症候群
    通常、1週間に体重kg当たり主成分として0.35mgを2~4回に分けて筋肉内に注射するか、6~7回に分けて皮下に注射します。
  • 骨端線閉鎖を伴わないプラダーウィリー症候群
    通常、1週間に体重kg当たり主成分として0.245mgを6~7回に分けて皮下に注射します。
  • 骨端線閉鎖を伴わないSGA性低身長症
    通常、1週間に体重kg当たり主成分として0.23mgを6~7回に分けて皮下に注射します。効果不十分な場合は1週間に体重kg当たり0.47mgまで増量され、6~7回に分けて皮下に注射します。 本剤は1カートリッジ中に主成分12.0mgを含有します。必ず指示された方法に従ってください。
成人成長ホルモン[2]分泌不全症(重症に限ります)

通常、開始用量として、1週間に体重kg当たり主成分として0.021mgを6~7回に分けて皮下に注射します。臨床症状に応じて1週間に体重kg当たり0.084mgを上限として漸増され、1週間に6~7回に分けて皮下に注射します。なお、注射量は臨床症状および血清インスリン様成長因子[6]-I(IGF-I)濃度などの検査所見に応じて適宜増減されますが、1日量として1mgを超えてはいけません。本剤は1カートリッジ中に主成分5.33mgを含有します。必ず指示された方法に従ってください。

慢性腎不全

通常、1週間に体重kg当たり主成分として0.175mgを6~7回に分けて皮下に注射しますが、注射開始6ヵ月後以降、増量基準に適合した場合は0.35mgまで増量されることがあります。本剤は1カートリッジ中に主成分12.0mgを含有します。必ず指示された方法に従ってください。

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注意事項 anchor.png[7]

    • 注射する部位は毎回変更してください。
    • 注射針を刺したとき、激痛を感じたり、血流が逆流するのをみた場合は、すぐに針を抜き、部位を変えて注射してください。
    • JIS T 3226-2に適合するA形(型)専用注射針を使用してください。
    • 感染症の原因となるおそれがあるので、1本の本剤を複数の人で使用しないでください。
    • 注射を忘れた場合は、気がついた時に1回分を注射してください。
    • 絶対に2回分を一度に注射してはいけません。なお、注射を忘れたことを担当の医師に伝えてください。
    • 誤って多く注射した場合は医師または薬剤師に相談してください。
    • 医師の指示なしに、自分の判断で注射を止めないでください。
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副作用 anchor.png[8]

主な副作用として、浮腫、筋脱力、感情不安定、無気力・集中力低下、関節痛、湿疹、発疹などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[9]


Last-modified: 2019-03-14 (木) 17:54:23 (JST) (1878d) by kondo