- アミノ酸・糖・電解質・ビタミン キット
- 作用と効果
- 用法・用量
- 生活上の注意
- 副作用
- ジェネリック医薬品
高カロリー輸液用 糖・電解質[1]・アミノ酸・総合ビタミン・微量元素液
- エルネオパNF1号輸液 (製薬会社:大塚製薬株式会社)
経口・経腸管栄養補給が不能又は不十分で、経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合の水分、電解質[1]、カロリー、アミノ酸、ビタミン、亜鉛、鉄、銅、マンガン及びヨウ素の補給
- エルネオパNF1号輸液
本剤は経中心静脈栄養法の開始時で、耐糖能が不明の場合や耐糖能が低下している場合の開始液として、あるいは侵襲時等で耐糖能が低下しており、ブドウ糖を制限する必要がある場合の維持液として用いる。
用時に上下2 室の隔壁と上室内にある黄褐色及び赤褐色の小室を同時に開通し十分に混合して、開始液又は維持液とする。
通常、成人には1 日2000mL の開始液又は維持液を24 時間かけて中心静脈内に持続点滴注入する。
なお、症状、年齢、体重に応じて適宜増減する。
- エルネオパNF2号輸液
本剤は経中心静脈栄養法の維持液として用いる。
用時に上下2 室の隔壁と上室内にある黄褐色及び赤褐色の小室を同時に開通し十分に混合して、維持液とする。
通常、成人には1 日2000mL の維持液を24 時間かけて中心静脈内に持続点滴注入する。
なお、症状、年齢、体重に応じて適宜増減する。
重大な副作用 [9]
- アシドーシス
- ショック、アナフィラキシー
血圧低下、意識障害、呼吸困難、チアノーゼ、悪心、胸内苦悶、顔面潮紅、そう痒感、発汗等
- 高血糖[7]
本剤は高濃度のブドウ糖含有製剤なので、過度の高血糖[7]、高浸透圧利尿、口渇があらわれる。
- 代謝及び栄養
血糖[7]上昇
高カリウム血症
高ナトリウム血症、高カルシウム血症
- 内分泌
- 肝臓
肝機能異常
Al‐Pの上昇、γ-GTP[8]上昇、総ビリルビンの上昇
- 腎臓
BUN の上昇
- 泌尿器
- 消化器
食欲不振、嘔吐、悪心
腹痛、下痢
- 肝胆道系
- 皮膚・皮下組織系
- 過敏症
発疹、そう痒感
顔面潮紅
- 下垂体[11]・副腎皮質系
- 投与部位
- 大量・急速投与
脳浮腫、肺水腫、末梢の浮腫、水中毒
- 抵抗機構