精神神経用剤
脳内の神経伝達物質(主にドパミン)の受容体を遮断し、幻覚や妄想、概念の統合障害、躁状態、強い不安感や緊張感などの精神状態を安定させる作用および悪心・嘔吐を改善させる作用があります。通常、統合失調症[3]、躁病、神経症による不安・緊張・抑うつ、悪心・嘔吐、しゃっくり、破傷風にともなう痙攣の治療や、麻酔前、催眠・鎮静・鎮痛剤の効力増強に用いられます。
いずれも、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1錠中に主成分12.5mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに飲んでください。ただし、次に飲む時間が近いときは、1回とばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
主な副作用として、鼻閉、パーキンソン症候群〔手指振戦(手の震え)、筋強剛(筋肉のこわばり)〕、口渇、便秘、倦怠感、過敏症状、光線過敏症などが報告されています。
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