ページへ戻る

− Links

 印刷 

ウインタミン錠 :: 医療 Wiki

illness:ウインタミン錠

ページ内コンテンツ
  • クロルプロマジン塩酸塩(Chlorpromazine hydrochloride)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

クロルプロマジン塩酸塩(Chlorpromazine hydrochloride) anchor.png[1]

精神神経用剤

  • ウインタミン錠 (製薬会社:塩野義製薬株式会社)
Page Top

作用と効果 anchor.png[2]

脳内の神経伝達物質(主にドパミン)の受容体を遮断し、幻覚や妄想、概念の統合障害、躁状態、強い不安感や緊張感などの精神状態を安定させる作用および悪心・嘔吐を改善させる作用があります。通常、統合失調症[3]、躁病、神経症による不安・緊張・抑うつ、悪心・嘔吐、しゃっくり、破傷風にともなう痙攣の治療や、麻酔前、催眠・鎮静・鎮痛剤の効力増強に用いられます。

Page Top

用法・用量 anchor.png[4]

  • 精神科領域
    通常、1日4〜36錠(主成分として50〜450mg)を数回に分けて服用します。
  • その他の場合
    通常、成人は主成分として1日30〜100mgを数回に分けて服用します。

いずれも、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1錠中に主成分12.5mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに飲んでください。ただし、次に飲む時間が近いときは、1回とばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

Page Top

副作用 anchor.png[5]

主な副作用として、鼻閉、パーキンソン症候群〔手指振戦(手の震え)、筋強剛(筋肉のこわばり)〕、口渇、便秘、倦怠感、過敏症状、光線過敏症などが報告されています。

Page Top

稀な副作用 anchor.png[6]

  • 悪性症候群
    筋肉がこわばる、頻脈、発熱
  • 突然死、心室頻拍
    めまい、気が遠くなる、頻脈、動悸
  • 再生不良性貧血[7]、溶血性貧血[8]、無顆粒球症
    動悸や息切れ、発熱、のどの痛み
  • 麻痺性イレウス
    食欲不振、便秘、お腹がはる、激しい腹痛
  • 遅発性ジスキネジア[9]、遅発性ジストニア
    舌を動かしたり出し入れしたりする、絶えず噛むような口の動き、身体が意思に反して動く

Last-modified: 2012-08-02 (木) 13:33:14 (JST) (4287d) by seriza