ページへ戻る

− Links

 印刷 

イグザレルト錠 :: 医療 Wiki

illness:イグザレルト錠

ページ内コンテンツ
  • リバーロキサバン(Rivaroxaban)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
      • 非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制〉
      • 静脈血栓塞栓症の治療及び再発抑制〉
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用
    • 同じ成分の医薬品

リバーロキサバン(Rivaroxaban) anchor.png[1]

選択的直接作用型第Xa因子阻害剤

  • イグザレルト錠 (製薬会社:製造販売元 バイエル薬品株式会社)
Page Top

作用と効果 anchor.png[2]

  • 成人
    • 非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制
    • 静脈血栓塞栓症[3](深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制
Page Top

用法・用量 anchor.png[4]

Page Top

非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制〉 anchor.png[5]

通常、成人にはリバーロキサバンとして15mgを1日1回食後に経口投与する。なお、腎障害のある患者に対しては、腎機能の程度に応じて10mg1日1回に減量する。

Page Top

静脈血栓塞栓症[3]の治療及び再発抑制〉 anchor.png[6]

  • 成人
    通常、成人には深部静脈血栓症又は肺血栓塞栓症発症後の初期3週間はリバーロキサバンとして15mgを1日2回食後に経口投与し、その後は15mgを1日1回食後に経口投与する。
  • 小児
    通常、体重30kg以上の小児にはリバーロキサバンとして15mgを1日1回食後に経口投与する。
Page Top

生活上の注意 anchor.png[7]

歯の治療、内視鏡検査や手術などを受ける場合には、必ず事前にこの薬を服用中であることを医師に伝えてください。

他の医療機関で治療を受ける場合や、薬局などで他の薬を購入する場合には、この薬を服用中であることを、医師、薬剤師に伝えてください。この薬を服用中は、けがをしないように注意してください。

出血した場合、血が止まりにくくなっています。出血が長引く場合やけがの範囲が大きい場合は、すぐに医師に連絡してください。セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)はこの薬の作用を弱めますので、これを含む食品は控えてください。

Page Top

副作用 anchor.png[8]

主な副作用として、鼻血、皮下出血、歯肉出血、血尿、結膜出血、貧血[9]、創傷出血、喀血(せきがでるときに血がでる)、口腔内出血、痔出血、網膜出血、メレナ(黒色便)などが報告されています。

Page Top

重大な副作用 anchor.png[10]

  • 出血
    頭蓋内出血、脳出血、出血性卒中、眼出血、網膜出血、直腸出血、胃腸出血、メレナ、上部消化管出血、下部消化管出血、出血性胃潰瘍、関節内出血、コンパートメント症候群を伴う筋肉内出血 等の重篤な出血があらわれることがある。
    また、出血に伴う合併症として、ショック、腎不全、呼吸困難、浮腫、頭痛、浮動性めまい、蒼白、脱力感があらわれることがある。
  • 肝機能障害・黄疸
    吐き気、からだがだるい、白目や皮膚が黄色くなる
    ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇を伴う肝機能障害
  • 間質性肺疾患
    間質性肺疾患があらわれることがある。
    肺胞出血、咳嗽、血痰、息切れ、呼吸困難、発熱、肺音の異常 等
  • 血小板減少
Page Top

その他の副作用 anchor.png[11]

副作用1~10%未満0.1~1%未満0.1%未満頻度不明
血液及びリンパ系障害貧血[9]INR増加、ヘモグロビン減少、鉄欠乏性貧血[9]血小板増加症(血小板数[12]増加等)-
肝臓-ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇、血中ビリルビン上昇、Al-P上昇γ-GTP[13]上昇、直接ビリルビン上昇LDH上昇
腎臓血尿尿中血陽性尿路出血、腎クレアチニン・クリアランス[14]減少、血中クレアチニン[15]上昇、腎機能障害、BUN上昇-
生殖系及び乳房-性器出血、月経過多--
神経系-頭痛、浮動性めまい、不眠失神-
感覚器結膜出血耳出血--
循環器 心臓血腫-頻脈、低血圧血管偽動脈瘤形成
呼吸器鼻出血、喀血呼吸困難--
消化器歯肉出血肛門出血、下痢、悪心、口腔内出血、血便、腹痛、便潜血、上腹部痛、消化不良、便秘、嘔吐、吐血、口内乾燥、胃食道逆流性疾患、胃炎痔核、アミラーゼ[16]上昇、リパーゼ[17]上昇
皮膚・皮下組織系斑状出血皮下出血、皮下血腫、脱毛、皮膚裂傷擦過傷-
過敏症-発疹、そう痒、アレルギー性皮膚炎蕁麻疹(全身性そう痒症等)、アレルギー反応、血管浮腫-
筋骨格系及び結合組織障害-四肢痛、関節痛筋肉内出血-
その他挫傷創傷出血、処置後出血、無力症、末梢性浮腫、食欲減退、疲労、硬膜下血腫限局性浮腫、倦怠感、創部分泌、発熱-
Page Top

同じ成分の医薬品 anchor.png[18]


Last-modified: 2022-09-06 (火) 16:40:05 (JST) (598d) by kondo