アレルギー性疾患治療剤
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選択的H1受容体拮抗作用があり、また、ヒスタミンなどのアレルギー原因物質の遊離を抑えて抗アレルギー作用を示します。
通常、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、じんましん、湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、痒疹、そう痒を伴う尋常性乾癬の治療に用いられます。
主な副作用として、眠気、倦怠感、頭痛、口渇、胃部不快感、吐き気、腹痛、浮腫(顔や手足のむくみ)、発疹、蕁麻疹、かゆみ、紅斑、頻尿などが報告されています。
副作用 | 5%以上 | 0.1~5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | - | - | 白血球数増加 | 血小板減少 |
腎臓 | - | - | 蛋白尿 | - |
泌尿器 | - | - | 頻尿、血尿等の膀胱炎様症状、尿閉 | - |
精神神経系 | - | 眠気、倦怠感、頭痛 | めまい、不眠、悪夢、しびれ感、頭がボーッとした感じ | 幻覚、幻聴 |
循環器・心臓 | - | - | 心悸亢進 | - |
呼吸器・胸郭および縦隔障害 | - | - | 呼吸困難、去痰困難、鼻閉 | - |
消化器 | - | 嘔気、胃部不快感、腹痛、口渇 | 口内炎、食欲不振、嘔吐、胃重感、胃もたれ感、下痢、便秘、口唇乾燥感、腹部膨満感 | - |
過敏症 | - | - | 浮腫(顔面、手足等)、発疹、蕁麻疹、かゆみ、そう痒性紅斑 | - |
その他 | - | - | 月経異常、ほてり、にがみ、味覚低下、胸痛 | 女性型乳房、乳房腫大 |