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3: 2013-06-01 (土) 19:28:40 seria ソース 4: 2013-11-27 (水) 15:10:39 cons ソース
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***パルス療法 [#t1b30a63] ***パルス療法 [#t1b30a63]
ステロイドパルス療法は、点滴によりステロイド剤を通常3日間程度大量投与する治療方法で、間質性肺炎の症状が急に悪化した場合や経口投与で改善が見られない時に行われます。 パルス療法で、よく使用されるのは ソル・メドロール静注用(一般名:メチルプレドニン)という薬剤で、 たとえば1日 1回1000mgを 3日間投与した後に プレドニゾロン錠 などの経口剤に切り替え、その量を漸減させていきます。 ステロイドパルス療法は、点滴によりステロイド剤を通常3日間程度大量投与する治療方法で、間質性肺炎の症状が急に悪化した場合や経口投与で改善が見られない時に行われます。 パルス療法で、よく使用されるのは ソル・メドロール静注用(一般名:メチルプレドニン)という薬剤で、 たとえば1日 1回1000mgを 3日間投与した後に プレドニゾロン錠 などの経口剤に切り替え、その量を漸減させていきます。
-パルス療法(超大量ステロイド療法)には、鉱質ステロイド作用が少なく、比較的作用時間の短いメチルプレドニンが適しているといわれています。 +-ソル・メドロール静注用(一般名:メチルプレドニン) 
-ソル・メドロールはプレドニゾロンの1.25倍の強さがあります。 副腎皮質ステロイド剤の副作用 副作用は、臨床的には生命に危険を及ぼす重大な副作用と、危険の少ないその他の副作用に分けられます。 なお、重症副作用の出現頻度は、一般に10~20%とされています。重大な副作用が出現した場合には、ステロイドの投与を継続することが困難となりますが、長期大量投与例では、急に中止すると急性副腎不全を起こすおそれがあるので注意が必要です。 +鉱質ステロイド作用が少なく、比較的作用時間が短い。プレドニゾロンの1.25倍の強さがあります。 
--ステロイドの重大な副作用+-副腎皮質ステロイド剤の副作用 
 +副作用は、臨床的には生命に危険を及ぼす重大な副作用と、危険の少ないその他の副作用に分けられます。 なお、重症副作用の出現頻度は、一般に10~20%とされています。重大な副作用が出現した場合には、ステロイドの投与を継続することが困難となりますが、長期大量投与例では、急に中止すると急性副腎不全を起こすおそれがあるので注意が必要です。 
 +--ステロイドの重大な副作用
感染症の誘発または増悪 続発性副腎皮質機能不全、糖尿病 消化性潰瘍(その他、消化管出血及び穿孔)、膵炎 精神障害(重篤なうつ病など)、痙攣、骨粗鬆症、大腿骨及び上腕骨などの骨頭無菌性壊死、ミオパチー 緑内障、後嚢白内障 血栓症 感染症の誘発または増悪 続発性副腎皮質機能不全、糖尿病 消化性潰瘍(その他、消化管出血及び穿孔)、膵炎 精神障害(重篤なうつ病など)、痙攣、骨粗鬆症、大腿骨及び上腕骨などの骨頭無菌性壊死、ミオパチー 緑内障、後嚢白内障 血栓症
--その他の副作用 +--その他の副作用 
---内分泌+---内分泌
月経異常、男性化(ざ瘡、多毛)など 消化器 下痢、悪心・嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進など 精神神経系(軽度精神症状) 不眠、情緒障害、多幸感、頭痛、めまい、電解質異常、特に細胞外のNa+増加及び脳酸素消費減少 筋・骨格 筋肉痛、関節痛、 筋萎縮、筋力低下(ステロイドミオパチー)   月経異常、男性化(ざ瘡、多毛)など 消化器 下痢、悪心・嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進など 精神神経系(軽度精神症状) 不眠、情緒障害、多幸感、頭痛、めまい、電解質異常、特に細胞外のNa+増加及び脳酸素消費減少 筋・骨格 筋肉痛、関節痛、 筋萎縮、筋力低下(ステロイドミオパチー)  
---脂質・蛋白質代謝+---脂質・蛋白質代謝
満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝、中心性肥満、体重増加、脂肪沈着異常(体脂質の分布変化)、脂質は顔面、胴体部、頚に蓄積し、四肢で減少する。 満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝、中心性肥満、体重増加、脂肪沈着異常(体脂質の分布変化)、脂質は顔面、胴体部、頚に蓄積し、四肢で減少する。
---体液・電解質 +---体液・電解質 
-浮腫、血圧上昇、低カリウム性アルカロ-シスなど、尿細管におけるNa+再吸収促進(水分の組織内貯留)、K+ の排泄増加 眼 中心性漿液性網脈絡膜症などによる網膜障害、眼球突出など   血液 白血球増多など、プロトロン便時間を短縮、プロトロンビン単位を増加、血栓 皮膚 瘡、多毛、脱毛、色素沈着、皮下溢血、紫斑、皮膚の菲薄化・脆弱化、皮膚線条、掻痒、発汗異常、顔面紅斑、創傷治癒障害、脂肪織炎など   過敏症 発疹など   --その他+浮腫、血圧上昇、低カリウム性アルカロ-シスなど、尿細管におけるNa+再吸収促進(水分の組織内貯留)、K+ の排泄増加 眼 中心性漿液性網脈絡膜症などによる網膜障害、眼球突出など   血液 白血球増多など、プロトロン便時間を短縮、プロトロンビン単位を増加、血栓 皮膚 瘡、多毛、脱毛、色素沈着、皮下溢血、紫斑、皮膚の菲薄化・脆弱化、皮膚線条、掻痒、発汗異常、顔面紅斑、創傷治癒障害、脂肪織炎など   過敏症 発疹など 
 +---その他
発熱、疲労感、ステロイド腎症、精子数及びその運動性の増減   発熱、疲労感、ステロイド腎症、精子数及びその運動性の増減  

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