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1: 2016-08-27 (土) 16:34:33 cons ソース 現: 2022-02-25 (金) 13:18:41 kondo ソース
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*ベンダムスチン塩酸塩 [#k74563e4] *ベンダムスチン塩酸塩 [#k74563e4]
''抗悪性腫瘍剤'' ''抗悪性腫瘍剤''
--トレアキシン点滴静注用 (製薬会社:)+-トレアキシン点滴静注用 (製薬会社:製造販売元 シンバイオ製薬株式会社)
**作用と効果 [#j5e8282e] **作用と効果 [#j5e8282e]
--再発又は難治性の下記疾患 + 
-低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫 +-低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫 
-マントル細胞リンパ腫+-再発又は難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫
-慢性リンパ性白血病 -慢性リンパ性白血病
 +-腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置
**用法・用量 [#w2ae82fd] **用法・用量 [#w2ae82fd]
--再発又は難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫 
-通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として120mg/m2(体表面積)を1日1回1時間かけて点滴静注する。 
-投与を2日間連日行い、19日間休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。 
--慢性リンパ性白血病 +-低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫
-通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として100mg/m2(体表面積)を1日1回1時間かけて点滴静注する。 +
-投与を2日間連日行い、26日間休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。+
-**生活上の注意 [#df716e5c]+--抗CD20抗体併用の場合 
 +通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として90mg/m2(体表面積)を1日1回1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、26日間休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
 +--単独投与の場合(再発又は難治性の場合に限る)
 +通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として120mg/m2(体表面積)を1日1回1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、19日間休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
-**副作用 [#d0d8affe] 
-悪心、食欲不振、便秘、嘔吐、疲労、発疹)、発熱、体重減少、静脈炎 等 
-リンパ球数減少、白血球数減少、好中球数減少、血小板数減少、CD4リンパ球減少、ヘモグロビン減少、赤血球数減少、LDH増加、C-反応性蛋白増加、IgM低下、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、IgA低下 +-マントル細胞リンパ腫
-***重大な副作用 [#e106e07f] +
--+
-***その他の副作用 [#oac18d33]+--未治療の場合 
 +リツキシマブ(遺伝子組換え)との併用において、通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として90mg/m2(体表面積)を1日1回1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、26日間休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
--感染症+--再発又は難治性の場合 
 +通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として120mg/m2(体表面積)を1日1回1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、19日間休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
--血液+-再発又は難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫 
 +--リツキシマブ(遺伝子組換え)併用の場合 
 +通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として120mg/m2(体表面積)を1日1回1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、19日間休薬する。これを1サイクルとして、最大6サイクル投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。 
 +--リツキシマブ(遺伝子組換え)及びポラツズマブ ベドチン(遺伝子組換え)併用の場合 
 +通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として90mg/m2(体表面積)を1日1回1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、19日間休薬する。これを1サイクルとして、最大6サイクル投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
--代謝及び栄養+-慢性リンパ性白血病 
 +通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として100mg/m2(体表面積)を1日1回1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、26日間休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
--内分泌+-腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置 
 +再生医療等製品の用法及び用量又は使用方法に基づき使用する。
--肝臓+**生活上の注意 [#df716e5c]
--腎臓 
--泌尿器+**副作用 [#d0d8affe] 
 +悪心、食欲不振、便秘、嘔吐、疲労、発疹)、発熱、体重減少、静脈炎 等
--生殖系及び乳房+リンパ球数減少、白血球数減少、好中球数減少、血小板数減少、CD4リンパ球減少、ヘモグロビン減少、赤血球数減少、LDH増加、C-反応性蛋白増加、IgM低下、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、IgA低下 
 +***重大な副作用 [#e106e07f] 
 +-骨髄抑制
--精神神経系 +リンパ球減少、白血球減少、好中球減少、血小板減少、CD4リンパ球減少、ヘモグロビン減少、赤血球減少 等の骨髄抑制があらわれることがある。 
- +-感染症
--眼 +
- +
--耳 +
- +
--循環器 心・血管 +
- +
--呼吸器 +
- +
--消化器 +
- +
--肝胆道系 +
- +
--皮膚・皮下組織系 +
- +
--下垂体・副腎皮質系 +
- +
--免疫系 +
- +
--筋骨格系 +
- +
--感覚器+
--全身+肺炎、敗血症等の重度の感染症があらわれることがある。また、B型肝炎ウイルスの再活性化による肝炎があらわれることがある。
--投与部位+-間質性肺疾患 
 +発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線検査異常 等 
 +-腫瘍崩壊症候群 
 +腫瘍崩壊症候群があらわれ、急性腎不全に至るおそれがある。 
 +-重篤な皮膚症状
--抵抗機構+中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)があらわれることがある。 
 +発熱、口腔粘膜の発疹、口内炎等
--その他+-ショック、アナフィラキシー
-***稀な副作用 [#i98ab530+***その他の副作用 [#s5373c72
--+|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):10%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):10%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):-|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| 
 +|血液及びリンパ系障害|貧血、好酸球増加、イムノグロブリン(IgA、IgM、IgG)低下|CD4/CD8比低下、発熱性好中球減少症、ヘマトクリット減少、ヘモグロビン増加、溶血性貧血、リンパ球数増加、単球数減少、好中球増加、網状赤血球数減少、白血球増加、CD4/CD8比上昇|-|無顆粒球症、播種性血管内凝固、汎血球減少| 
 +//|内分泌||||| 
 +|肝臓|ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇、血中ビリルビン上昇、γ-GTP上昇等の肝機能異常|胆石症、胆嚢ポリープ、血中ビリルビン減少|-|-| 
 +//|肝胆道系||||| 
 +//|腎臓||||| 
 +|泌尿器|クレアチニン上昇|β2ミクログロブリン増加、BUN低下、BUN上昇、高尿酸血症、腎結石症、頻尿、蛋白尿、尿中ウロビリン陽性|-|腎機能障害| 
 +|生殖系及び乳房||||| 
 +|精神神経系|味覚異常、頭痛、不眠症|無感情、浮動性めまい、体位性めまい、知覚過敏、感覚鈍麻、気分変化、末梢性ニューロパチー、錯感覚、嗅覚錯誤、感覚障害、回転性めまい|-|抗コリン作動性症候群、失声症、運動失調、脳炎、眠気| 
 +//|感覚器||||| 
 +|眼|-|結膜炎、眼瞼紅斑、角膜炎、流涙増加、眼充血、閃輝暗点、強膜出血、眼そう痒症|-|-| 
 +//|耳||||| 
 +|循環器 心臓|静脈炎、血管障害(血管痛)|不整脈(房室ブロック、洞性頻脈、上室性期外収縮、心室性期外収縮等)、心不全、心電図QT延長、心電図T波振幅減少、潮紅、高血圧、低血圧、動悸、脈拍異常、静脈血栓症、左室機能不全、心電図ST-T部分異常、ほてり|-|循環虚脱、心筋梗塞、心嚢液貯留、頻脈、心肺不全、出血| 
 +//|血管||||| 
 +|呼吸器|-|アレルギー性胞隔炎、咳嗽、呼吸困難、鼻出血、しゃっくり、胸水、湿性咳嗽、アレルギー性鼻炎、鼻漏、上気道の炎症、口腔咽頭不快感、口腔咽頭痛|-|原発性異型肺炎、肺線維症、肺機能異常| 
 +|消化器|便秘、下痢、悪心、口内炎、嘔吐|胃不快感、腹部膨満、腹痛、下腹部痛、口唇炎、口内乾燥、消化不良、おくび、胃炎、胃食道逆流性疾患、舌炎、痔核、口腔内潰瘍形成、食道痛、舌障害、肛門出血、消化管運動過剰、びらん性十二指腸炎、口腔障害|-|胃腸出血、イレウス、潰瘍性食道炎| 
 +|皮膚・皮下組織系|そう痒症、発疹(36.3%)|脱毛症、ざ瘡様皮膚炎、剥脱性皮膚炎、湿疹、紅斑、多形紅斑、多汗症、皮膚疼痛、手掌・足底発赤知覚不全症候群、点状出血、全身性皮疹、斑状丘疹状皮疹、そう痒性皮疹、皮膚びらん、皮膚剥脱、皮膚乳頭腫、蕁麻疹、乾皮症、色素沈着障害|-|皮膚炎| 
 +//|過敏症||||| 
 +//|下垂体・副腎皮質系||||| 
 +//|免疫系||||| 
 +|代謝及び栄養|LDH上昇、総蛋白低下、ALP上昇、食欲不振|尿中ブドウ糖陽性、クロール上昇、高血糖、カリウム上昇、高トリグリセリド血症、低アルブミン血症、低カルシウム血症、カリウム低下、ナトリウム低下、低リン酸血症、低比重リポ蛋白増加、ALP低下、高アミラーゼ血症|-|高カルシウム血症| 
 +|筋骨格系及び結合組織障害|関節痛、背部痛、筋肉痛、頚部痛、四肢痛、筋骨格硬直|-|-|-| 
 +//|全身||||| 
 +|感染症|鼻咽頭炎|蜂巣炎、膀胱炎、サイトメガロウイルス感染、真菌感染、胃腸炎、ヘルペスウイルス感染、帯状疱疹、インフルエンザ、リンパ節炎、口腔カンジダ症、爪囲炎、副鼻腔炎、皮膚感染、上気道感染、尿路感染、水痘、ウイルス性咽頭炎、外陰部炎、外陰部腟カンジダ症、口腔感染、好中球減少性感染、細菌感染|-|-| 
 +|投与部位|注射部位反応(発赤、疼痛、硬結等)|注射部位血管外漏出|-|-| 
 +//|抵抗機構||||| 
 +|その他|C-反応性蛋白増加、疲労、倦怠感、発熱、体重減少、注入に伴う反応|無力症、胸痛、悪寒、耳管閉塞、熱感、尿潜血、過敏症、血清アルブミン低下、低体温、不規則月経、寝汗、浮腫、疼痛、サルコイドーシス、耳鳴、腫瘍疼痛、体重増加、ラクナ梗塞、節足動物刺傷アレルギー、外耳の炎症|-|無月経、不妊症、粘膜の炎症、多臓器不全| 
 +//|臨床検査|||||
-**ジェネリック医薬品 [#n4a54031]+//**ジェネリック医薬品 [#n4a54031]
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