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リンク元1: 2017-07-12 (水) 12:27:10 kondo  |
現: 2017-07-12 (水) 12:44:58 kondo |
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| Line 4: | Line 4: | ||
| *プロポフォール [#n7d3e4c7] | *プロポフォール [#n7d3e4c7] | ||
| ''全身麻酔・鎮静用剤'' | ''全身麻酔・鎮静用剤'' | ||
| - | -ディプリバン注 （製薬会社：） | + | -ディプリバン注 （製薬会社：アスペンジャパン株式会社） |
| **作用と効果 [#pd030b78] | **作用と効果 [#pd030b78] | ||
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| **用法・用量 [#jff05a36] | **用法・用量 [#jff05a36] | ||
| - | -全身麻酔の導入及び維持 | + | ***全身麻酔の導入及び維持 [#nd0a9ab2] |
| - | --導 入 | + | -導 入 |
| 通常、成人には本剤を0.05mL/kg/10秒（プロポフォールとして0.5mg/kg/10秒）の速度で、患者の全身状態を観察しながら、就眠が得られるまで静脈内に投与する。なお、ASAIII及びIVの患者には、より緩徐に投与する。 | 通常、成人には本剤を0.05mL/kg/10秒（プロポフォールとして0.5mg/kg/10秒）の速度で、患者の全身状態を観察しながら、就眠が得られるまで静脈内に投与する。なお、ASAIII及びIVの患者には、より緩徐に投与する。 | ||
| + | 通常、成人には本剤0.20～0.25mL/kg（プロポフォールとして2.0～2.5mg/kg）で就眠が得られる。高齢者においては、より少量で就眠が得られる場合がある。就眠後は必要に応じて適宜追加投与する。 | ||
| - | 通常、成人には本剤0.20〜0.25mL/kg（プロポフォールとして2.0～2.5mg/kg）で就眠が得られる。高齢者においては、より少量で就眠が得られる場合がある。就眠後は必要に応じて適宜追加投与する。 | + | -維 持 |
| - | --維 持 | + | |
| 通常、酸素もしくは酸素・亜酸化窒素混合ガスと併用し、本剤を静脈内に投与する。適切な麻酔深度が得られるよう患者の全身状態を観察しながら、投与速度を調節する。通常、成人には、本剤0.4～1.0mL/kg/時（プロポフォールとして4～10mg/kg/時）の投与速度で適切な麻酔深度が得られる。 | 通常、酸素もしくは酸素・亜酸化窒素混合ガスと併用し、本剤を静脈内に投与する。適切な麻酔深度が得られるよう患者の全身状態を観察しながら、投与速度を調節する。通常、成人には、本剤0.4～1.0mL/kg/時（プロポフォールとして4～10mg/kg/時）の投与速度で適切な麻酔深度が得られる。 | ||
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| なお、局所麻酔剤併用時には通常より低用量で適切な麻酔深度が得られる。 | なお、局所麻酔剤併用時には通常より低用量で適切な麻酔深度が得られる。 | ||
| - | -集中治療における人工呼吸中の鎮静 | + | ***集中治療における人工呼吸中の鎮静 [#n9add046] |
| 成人（高齢者を含む）には本剤を0.03mL/kg/時（プロポフォールとして0.3mg/kg/時）の投与速度で、持続注入にて静脈内に投与を開始し、適切な鎮静深度が得られるよう患者の全身状態を観察しながら、投与速度を調節する。 | 成人（高齢者を含む）には本剤を0.03mL/kg/時（プロポフォールとして0.3mg/kg/時）の投与速度で、持続注入にて静脈内に投与を開始し、適切な鎮静深度が得られるよう患者の全身状態を観察しながら、投与速度を調節する。 | ||
| Line 34: | Line 34: | ||
| **副作用 [#k93c0309] | **副作用 [#k93c0309] | ||
| + | 主な副作用は注射時疼痛、低血圧、徐脈 | ||
| ***重大な副作用 [#u3bc464a] | ***重大な副作用 [#u3bc464a] | ||
| - | - | + | -低血圧 |
| - | - | + | -アナフィラキシー様症状 |
| - | - | + | 血管浮腫、気管支痙攣、紅斑、低血圧を伴うアナフィラキシー様症状があらわれることがある。 |
| - | - | + | -気管支痙攣 |
| - | - | + | -舌根沈下、一過性無呼吸 |
| - | - | + | -てんかん様体動 |
| - | - | + | 痙攣・反弓緊張等のてんかん様体動があらわれることがある。 |
| + | -重篤な徐脈、不全収縮 | ||
| + | -心室頻拍、心室性期外収縮、左脚ブロック | ||
| + | -肺水腫 | ||
| + | -覚醒遅延 | ||
| + | -横紋筋融解症 | ||
| + | 筋肉痛、脱力感、CK（CPK）上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。 | ||
| + | -悪性高熱類似症状 | ||
| + | 原因不明の頻脈、不整脈・血圧変動、急激な体温上昇、筋硬直、血液の暗赤色化（チアノーゼ）、過呼吸、ソーダライムの異常加熱・急激な変色、発汗、アシドーシス、高カリウム血症、ミオグロビン尿等を伴う重篤な悪性高熱類似の症状 | ||
| ***その他の副作用 [#m7ecfca3] | ***その他の副作用 [#m7ecfca3] | ||
| - | |BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5％以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1～5％未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1％未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| | + | |BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5％以上|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1～5％未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1％未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| |
| - | |血液及びリンパ系障害||||| | + | |血液及びリンパ系障害|-|白血球増加、低蛋白血症、低アルブミン血症|-|-| |
| - | |肝臓||||| | + | |肝臓|-|AST（GOT）上昇、ALT（GPT）上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、ビリルビン上昇|-|-| |
| |肝胆道系||||| | |肝胆道系||||| | ||
| |腎臓||||| | |腎臓||||| | ||
| - | |泌尿器||||| | + | |泌尿器|-|腎機能障害、変色尿（白濁、緑尿等）|-|-| |
| |生殖系及び乳房||||| | |生殖系及び乳房||||| | ||
| - | |精神系||||| | + | |精神系|||多幸症、性欲抑制不能、譫妄|| |
| - | |神経系||||| | + | |神経系|-|頭痛|振戦|-| |
| |感覚器||||| | |感覚器||||| | ||
| |眼||||| | |眼||||| | ||
| |耳||||| | |耳||||| | ||
| - | |循環器 心臓||||| | + | |循環器 心臓|-|徐脈|ST低下|-| |
| |血管||||| | |血管||||| | ||
| - | |呼吸器||||| | + | |呼吸器|-|吃逆|咳嗽|-| |
| - | |消化器||||| | + | |消化器|-|悪心、口腔内分泌物増加|嘔吐、膵炎|-| |
| |皮膚・皮下組織系||||| | |皮膚・皮下組織系||||| | ||
| |過敏症||||| | |過敏症||||| | ||
| Line 70: | Line 78: | ||
| |全身||||| | |全身||||| | ||
| |感染症||||| | |感染症||||| | ||
| - | |投与部位||||| | + | |投与部位|注射時疼痛（血管痛）|静脈炎・血栓症|しびれ感|| |
| |抵抗機構||||| | |抵抗機構||||| | ||
| - | |その他||||| | + | |その他|-|-|術後発熱、戦慄|-| |
| |臨床検査||||| | |臨床検査||||| | ||
| **ジェネリック医薬品 [#c26129fa] | **ジェネリック医薬品 [#c26129fa] | ||
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- ディプリバン注 のバックアップ一覧
- ディプリバン注 のバックアップ差分(No. All)
- 1: 2017-07-12 (水) 12:27:10 kondo
- 現: 2017-07-12 (水) 12:44:58 kondo
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