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1,5AG :: 医療 Wiki

illness:1,5AG

ページ内コンテンツ
  • 1,5アンヒドロ-D-グルシトール
    • 何がわかるのか
    • どのような検査か
    • 検査を受ける時の注意
    • 検査結果の判定
    • 異常な場合に疑われる病気

1,5アンヒドロ-D-グルシトール anchor.png[1]

1,5AGはブドウ糖とよく似た構造をした物質です。食物に含まれていて体内に取り込まれますが、血液中には常に一定量が蓄えられています。しかし、血糖[2]が高くなってブドウ糖が尿に排泄され、尿糖[3]が出るようになると、構造の似た1,5AGもいっしょに排泄されるために血液中の濃度が低くなります。

  • 基準値
    男性15~45μg/ml
    女性12~29μg/ml
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何がわかるのか anchor.png[4]

血糖[2]が高くなれば、血液中の1,5AGは低くなり、血糖[2]が下がれば1,5AGは血液中に増加するなど、血糖[2]の変動を敏感に反映するので、この値を調べれば、その時点での血糖[2]のコントロール状態が明らかになります。
グリコヘモグロビン[5]は最近2ヶ月、フルクトサミン[6]は最近2週間の血糖[2]コントロールの状態がわかりますが、1,5AGは昨夜不摂生したなど、現時点でのコントロール状態がわかります。治療薬を変えたり、薬の量の増減などの判定に欠かせません。

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どのような検査か anchor.png[7]

血液を分析器で測定します。

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検査を受ける時の注意 anchor.png[8]

食事などの制限はありません。

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検査結果の判定 anchor.png[9]

男女ともに13μg/ml以下になったら、血糖[2]コントロールが不十分です。

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異常な場合に疑われる病気[10] anchor.png[11]

  • 低値
    糖尿病[12]のコントロールが悪い、腎性糖尿、腎不全、妊娠30週以降など。

Last-modified: 2011-06-09 (木) 21:41:54 (JST) (4707d) by seriza