相貌失認(そうぼうしつにん)、Prosopagnosiaとは脳障害による失認の一種で、特に「顔を見てもその表情の識別が出来ず、誰の顔か解らず、個人の識別が出来なくなる症状を指す。 俗に失顔症とも呼ばれる。
視覚失認などの他の失認と同様、相貌失認の発症者も目・鼻・口といった個々の顔のパーツや輪郭などを知覚することはできる。しかしこれを全体として「一つの顔」として正しく認識することができないため、人間の顔の区別がつかない、覚えられない、男女の区別ができない、表情がわからないといった症状がある。
頭部損傷や脳腫瘍[6]・血管障害等が後天的に相貌失認を誘発する要因となる。
人間の顔を認識・識別する機能は側頭葉・後頭葉に偏在する顔領域と呼ばれる部位に依存しているとされ、この脳神経が何らかの原因で機能障害を生じることにより相貌失認に至ると考えられている。
先天的に相貌失認を発症する確率は2%程度と推定されています。
精神科、神経内科
まずは、一般的な視覚機能、物品の認知、文字の読みに関する検査が必要です。顔に対するスクリーニングテストは標準高次視知覚検査に含まれます。
各種の顔認知検査により判定される。発症者は正答率に有意な差が見られる。
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