失顔症 概要
相貌失認(そうぼうしつにん)、Prosopagnosiaとは脳障害による失認の一種で、特に「顔を見てもその表情の識別が出来ず、誰の顔か解らず、個人の識別が出来なくなる症状を指す。 俗に失顔症とも呼ばれる。
症状
原因
頭部損傷や脳腫瘍・血管障害等が後天的に相貌失認を誘発する要因となる。
検査
評価テスト
まずは、一般的な視覚機能、物品の認知、文字の読みに関する検査が必要です。顔に対するスクリーニングテストは標準高次視知覚検査に含まれます。
- 有名人の写真を1枚ずつ見せて、名前や職業を答えていただく。次いで家族や知人について行う。
- 髪型などを隠した写真を用意し、隠していない写真と2枚の写真が同一人物かどうかということや複数枚の写真の中から同一人物のものを選ぶ検査を行う。
- 家族・知人や有名人の声で特定できるか。また、言語性に人物を定義して名前を言う課題、逆に名前を与えてどのような人物かを述べる課題(wechsler成人知能検査言語性課題の一部)も実施する。
機能画像検査
- SPECT・PET
脳の形態的変化ではなく機能的変化を捉えるPET(陽電子放射断層撮影)やSPECT(単フォトン放射断層撮影)といった機能画像検査によって脳のある部分の機能低下が特定できる場合があります。
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初版日時: 2013-05-27 (月) 10:31:13
最終更新: 2013-05-28 (火) 20:52:09 (JST) (3979d) by seriza
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