ページへ戻る

− Links

 印刷 

悪性胸膜中皮腫 :: 医療 Wiki

illness:悪性胸膜中皮腫

ページ内コンテンツ
  • 概要
    • 症状
    • 原因
    • 診療科
    • 検査
    • 診断
    • 病期 ステージ
    • 合併症
    • 治療法
      • 外科療法(手術)
      • 放射線療法
      • 化学療法(抗がん剤治療)
      • 対症療法

概要 anchor.png[1]

胸部の肺は、胸膜という膜で包まれています。この膜の表面をおおっているのが中皮で、この中皮から発生した腫瘍を胸膜中皮腫といいます。
胸膜中皮腫は悪性腫瘍の1つであり、通常、悪性胸膜中皮腫と呼ばれます。

発育の形として、1カ所に塊を形成するものと、広く胸膜に沿ってしみこむように発育するものがあります。

Page Top

症状 anchor.png[2]

悪性胸膜中皮腫は、胸痛、咳、大量の胸水による呼吸困難や胸部圧迫感が起こります。

Page Top

原因 anchor.png[3]

アスベスト(石綿)が関与している。

Page Top

診療科 anchor.png[4]

Page Top

検査 anchor.png[5]

Page Top

診断 anchor.png[6]

Page Top

病期 ステージ anchor.png[7]

Page Top

合併症 anchor.png[8]

Page Top

anchor.png[9]

Page Top

治療法 anchor.png[12]

Page Top

外科療法(手術) anchor.png[13]

  • 胸膜肺全摘除術
    病変が胸膜に限局していてリンパ節や遠隔臓器に転移がなく、すべての病巣を完全にとりきることが可能であると判断される場合は、片側の肺を含めてすべての病変を胸膜、病状よっては横隔膜や心膜ごと切除します。
  • 胸膜切除/肺剥皮術(はいはくひじゅつ)
    外側の胸膜(壁側胸膜)を切除し、さらに、内側の胸膜(臓側胸膜)をはぎ取ります。
Page Top

放射線療法 anchor.png[14]

放射線療法は、胸膜病巣による痛み(胸痛、背部痛など)の緩和、骨、脳などの遠隔転移病巣の制御などで用いられます。

Page Top

化学療法(抗がん剤治療) anchor.png[15]

主に使用する抗がん剤は、ペメトレキセド(商品名:アリムタ)で、この薬にシスプラチンを組み合わせた併用治療(シスプラチン+ペメトレキセド)が標準的治療として用いられます。

Page Top

対症療法 anchor.png[16]

多量に胸水が貯留して呼吸困難のある場合には、管(ドレーン[17])を胸の中に挿入して胸水を体外へ排出し、呼吸を楽にします。

  • 胸膜癒着療法
    胸水の再貯留を防ぐため、この管(ドレーン[17])を通して胸膜癒着剤と呼ばれる薬などを胸腔内へ投与します。

Last-modified: 2016-12-24 (土) 17:46:30 (JST) (2688d) by kondo