口腔がんとは口の中およびその周辺組織にできる癌のことです。
口腔がんは、他臓器の場合と異なり、直接見て触ることができるため、注意さえしていれば、早期発見、早期治療が可能な癌です。
口腔がんは、直接肉眼で観察でき、手指で触診できるのが大きな特徴です。
発育様式から出っ張っている外向型、掘れ込んでいる内向型(潰瘍形成)に大別できます。
その中でも、一見汚く、触って硬い感じをうけるもの、口の中の粘膜が白くなる白斑は注意が必要です。
歯科医院、耳鼻咽喉科、歯科口腔外科
手術療法・放射線治療・抗癌剤治療があり、これらの治療を適切に組み合わせて行います。
その他、免疫療法、温熱療法、レーザー治療などがあります。
がんの大きさや、全身状態により適切な治療法を選択します。
口腔がんの手術の場合、舌や顎骨・顔面を切除するため、術後、咀嚼障害、嚥下障害・顔貌の変形などの後遺症を残すことがあります。
切除範囲が大きい場合は、人工材料や他部位の皮膚・筋肉などを用いて、欠損部の再建を行います。
また、顎骨・歯の欠損に対しては、人工歯根(インプラント)や顎義歯などによる機能回復を行います。
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