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ワーファリン顆粒 :: 医療 Wiki

illness:ワーファリン顆粒

ページ内コンテンツ
  • ワルファリンカリウム製剤
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用
    • ジェネリック医薬品

ワルファリンカリウム製剤 anchor.png[1]

経口抗凝固剤

  • ワーファリン顆粒 (製薬会社:エーザイ株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

血栓塞栓症(静脈血栓症、心筋梗塞[3]症、肺塞栓症、脳塞栓症、緩徐に進行する脳血栓症等)の治療及び予防

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用法・用量 anchor.png[4]

本剤は、血液凝固能検査(プロトロンビン時間[5]及びトロンボテスト)の検査値に基づいて、本剤の投与量を決定し、血液凝固能管理を十分に行いつつ使用する薬剤である。

初回投与量を1日1回経口投与した後、数日間かけて血液凝固能検査で目標治療域に入るように用量調節し、維持投与量を決定する。
ワルファリンに対する感受性には個体差が大きく、同一個人でも変化することがあるため、定期的に血液凝固能検査を行い、維持投与量を必要に応じて調節すること。

抗凝固効果の発現を急ぐ場合には、初回投与時ヘパリン等の併用を考慮する。

  • 成人における初回投与量
    ワルファリンカリウムとして、通常1~5mg1日1回である。
  • 小児における維持投与量(mg/kg/日)の目安
    • 12ヵ月未満:0.16mg/kg/日
    • 1歳以上15歳未満:0.04~0.10mg/kg/日
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生活上の注意 anchor.png[6]

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副作用 anchor.png[7]

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重大な副作用 anchor.png[8]

  • 出血
    脳出血等の臓器内出血、粘膜出血、皮下出血等を生じることがある。
    このような場合には、本剤の減量又は休薬、あるいはビタミンK製剤投与、新鮮凍結血漿の輸注等の適切な処置を行うこと。
    また、同時に血液凝固能検査(プロトロンビン時間[5]及びトロンボテスト)を行う。
  • 皮膚壊死
    本剤投与開始による早期にプロテインC活性の急速な低下が原因で、一過性の過凝固状態となることがある。
    その結果、微小血栓を生じ皮膚壊死に至る可能性がある。投与前にプロテインC活性を確認することが望ましい。
  • カルシフィラキシス
    周囲に有痛性紫斑を伴う有痛性皮膚潰瘍、皮下脂肪組織又は真皮の小~中動脈の石灰化を特徴とするカルシフィラキシスがあらわれ、敗血症[9]に至ることがある。
  • 肝機能障害、黄疸
    AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
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その他の副作用 anchor.png[10]

副作用5%以上1~5%未満1%未満頻度不明
血液及びリンパ系障害
肝臓---AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等
肝胆道系
腎臓
泌尿器
生殖系及び乳房
精神系
神経系
感覚器
循環器 心臓
血管
呼吸器
消化器---悪心・嘔吐、下痢
皮膚・皮下組織系---脱毛
過敏症---発疹、そう痒症、紅斑、蕁麻疹、皮膚炎、発熱
下垂体[11]・副腎皮質系
免疫系
代謝及び栄養
内分泌
筋骨格系及び結合組織障害
全身
感染症
投与部位
抵抗機構
その他---抗甲状腺作用
臨床検査

Last-modified: 2017-08-16 (水) 12:50:40 (JST) (2450d) by seriza