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リファジンカプセル :: 医療 Wiki

illness:リファジンカプセル

ページ内コンテンツ
  • リファンピシン (Rifampicin)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

リファンピシン (Rifampicin) anchor.png[1]

抗生物質製剤

  • リファジンカプセル (製薬会社:第一三共株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

結核菌のRNA合成を阻害することにより抗菌作用を示す化学療法剤です。通常、肺結核およびその他の結核症、マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス症(MAC症)を含む非結核性抗酸菌症、およびハンセン病の治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[3]

  • 肺結核およびその他の結核症
    通常、成人は1回3カプセル(主成分として450mg)を1日1回毎日服用します。ただし、感性併用剤(他に併用する抗結核薬)のある場合は、週2日服用する場合もあります。原則として朝食前に服用します。年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • MAC症を含む非結核性抗酸菌症
    通常、成人は1回3カプセル(主成分として450mg)を1日1回毎日服用します。原則として朝食前に服用します。年齢・症状・体重により適宜増減されますが1日最大量は4カプセル(600mg)を超えません。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • ハンセン病
    通常、成人は1回4カプセル(主成分として600mg)を1か月に1~2回または1回3カプセル(450mg)を1日1回毎日服用します。原則として朝食前に服用します。年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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副作用 anchor.png[4]

主な副作用として、胃腸障害、発疹、発熱、頭痛などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[5]

  • 劇症肝炎などの重篤な肝障害
    食欲不振、全身倦怠感、皮膚や白目が黄色くなる
  • ショック、アナフィラキシー様症状
    顔面蒼白、呼吸困難、冷汗
  • 腎不全、間質性腎炎、ネフローゼ症候群[6]
    発熱、全身倦怠感、尿量減少、手足や顔のむくみ
  • 溶血性貧血[7]
    全身倦怠感、動悸、めまい
  • 無顆粒球症、血小板減少
    発熱、咽頭痛、筋肉痛、出血傾向(鼻血・歯ぐきの出血・皮下出血など)
  • 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎
    腹痛、頻回の下痢、吐き気
  • 皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症、扁平苔癬型皮疹、天疱瘡様および類天疱瘡様皮疹、紅皮症(剥脱性皮膚炎)
    発熱、紅斑、水疱、びらん
  • 間質性肺炎[8]
    発熱、から咳、呼吸困難
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ジェネリック医薬品[9] anchor.png[10]

  • リファンピシンカプセル (製薬会社:サンド株式会社)
  • アプテシンカプセル (製薬会社:科研製薬株式会社)
  • リファンピシンカプセル (製薬会社:ニプロファーマ株式会社)

Last-modified: 2012-01-03 (火) 18:09:52 (JST) (4498d) by seriza