緑内障・高眼圧症治療剤
β1受容体を遮断することにより、眼圧を下げて、視野の欠けや視力の低下を抑えます。また、熱によって製品がゲル化し効果が持続します。通常、緑内障、高眼圧症の治療に用いられます。
通常、成人は0.25%製剤を1回1滴、1日1回点眼する。なお、十分な効果が得られない場合は、0.5%製剤を用いて1回1滴、1日1回点眼する。必ず指示された使用方法に従ってください。
使い忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早くさしてください。ただし、次の通常さす時間が近いときは、1回とばして、次の通常の点眼時間に1回さしてください。2回分を一度に使ってはいけません。誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。
この薬は、室温で長時間放置しますと、ゼリー状になる場合があります。そのときは、冷蔵庫で30分ぐらい冷やしますと元に戻ります。この薬は、他の点眼剤と併用するときは最後に点眼してください。もし、やむを得ず先に使用する場合は、本剤点眼後、30分以上あけてから使用してください。(ゲル化した点眼剤が、吸収を妨げるおそれがあるため)
主な副作用として、眼刺激感、そう痒感、結膜充血、異物感、ねばつき感、脈拍数減少などが報告されています。