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メトレレプチン皮下注用 :: 医療 Wiki

illness:メトレレプチン皮下注用

ページ内コンテンツ
  • メトレレプチン(遺伝子組換え)(Metreleptin genetical recombination)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

メトレレプチン(遺伝子組換え)(Metreleptin genetical recombination) anchor.png[1]

遺伝子組換え型ヒトレプチン製剤

  • メトレレプチン皮下注用 (製薬会社:塩野義製薬株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

脂肪組織から分泌されるホルモンであるレプチンは、摂食を抑制し、エネルギーの消費を高めたり、インスリンの感受性を高めます。レプチン作用を補うことにより、糖代謝または脂質代謝を亢進させます。
通常、脂肪萎縮症の治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[3]

この薬は注射用水で溶解した後、使用します。
通常、男性は体重1kgあたり主成分として0.04mg、18歳未満の女性は0.06mg、18歳以上の女性は0.08mgを1日1回皮下に注射します。
初期用量としてそれぞれ体重1kgあたり0.02mg、0.03mg、0.04mgから始め、1ヵ月程度をかけて上記用量まで増量されます。
年齢や症状により適宜減量されます。
必ず指示された使用方法に従ってください。

  • あらかじめ医療機関で注射方法の教育訓練を十分に受け、確実に注射できると医師から判断された患者さんは自己注射を行うことができます。
  • 自己注射する場合は医師から十分に説明を受け、使用する前に「在宅自己注射説明書」を必ず読んでから使用してください。
  • 皮下注射をする部位はお腹、太ももなどで、毎回場所を変更してください。
  • 一度使用した注射針や注射器などは再使用しないでください。
  • 注射し忘れた場合は、医師または薬剤師の指示を受けてください。
  • 誤って多く注射した場合は、医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で注射するのを止めないでください。
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生活上の注意 anchor.png[4]

高所作業や自動車の運転などの作業に従事しているときに低血糖[5]を起こすと事故につながるおそれがありますので、低血糖[5]症状(脱力感、手足の震え、発汗、動悸、めまいなど)に注意してください。授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳を避けてください。

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副作用 anchor.png[6]

主な副作用として、注射部位反応(腫れ、痛み、かゆみ、発赤)などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[7]

  • 過敏症
    蕁麻疹、全身性発疹、発熱

Last-modified: 2015-06-05 (金) 14:10:19 (JST) (3253d) by seriza