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マイスリー錠 :: 医療 Wiki

illness:マイスリー錠

ページ内コンテンツ
  • ゾルピデム酒石酸塩(Zolpidem tartrate)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用
    • 同じ成分の医薬品
    • ジェネリック医薬品

ゾルピデム酒石酸[1]塩(Zolpidem tartrate) anchor.png[2]

入眠剤

  • マイスリー錠 (製薬会社:製造販売元 アステラス製薬株式会社)
    • 薬価
      5mg/錠 33.90円(2020年4月1日以降)
      10mg/錠 54.60円(2020年4月1日以降)
      薬価の改定が更新されていない場合はご注意ください。
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作用と効果 anchor.png[3]

中枢のベンゾジアゼピン受容体に作用し、GABA系の抑制機構を増強して睡眠・鎮静作用を示します。 通常、不眠症(統合失調症[4]や躁うつ病[5]に伴う不眠症を除く)の治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[6]

通常、成人は1回1〜2錠(主成分として5〜10mg)を就寝直前に服用します。なお初めて服用する場合には、1回1錠(5mg)から服用します。年齢や症状・疾患により適宜増減されますが、1回2錠(10mg)を超えません。必ず指示された服用方法に従ってください。

服用して就寝後、起床して活動するまで十分な時間がない場合や、睡眠途中に一時的に起床して仕事などを行う可能性がある場合は、健忘があらわれることがあるので、この薬を飲まないでください。

飲み忘れた場合は、翌朝おきるまでにかなり時間があれば1回分を飲んでもかまいません。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。この薬を連用している場合は、医師の指示なしに、自分の判断で飲む量を変えたり、飲むのをやめないでください。かえって副作用がでることがあります。

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副作用 anchor.png[7]

主な副作用は、発疹、そう痒感、ふらつき、眠気、頭痛、倦怠感、残眠感、悪心、肝機能障害 等
検査値の異常変動は、ALT(GPT)上昇、γ-GTP[8]上昇、AST(GOT)上昇、LDH上昇 等

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重大な副作用 anchor.png[9]

  • 依存性、離脱症状
    連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、反跳性不眠、いらいら感等の離脱症状があらわれることがある。
    薬をやめられない、(減量・中止時に起こる)不安感・眠れない
  • 精神症状、意識障害
    せん妄、錯乱、夢遊症状、幻覚、興奮、脱抑制、意識レベルの低下 等の精神症状及び意識障害があらわれることがある。
    幻覚、意識が薄れる、判断力が低下する
  • 一過性前向性健忘、もうろう状態
    入眠前・中途覚醒時の出来事を思い出せない、もうろうとする
  • 呼吸抑制
    呼吸をしにくい
  • 肝機能障害、黄疸
    AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP[8]、Al-Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
    全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる
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その他の副作用 anchor.png[10]

副作用5%以上0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
血液及びリンパ系障害-白血球増多、白血球減少--
肝臓-ALT(GPT)上昇、γ-GTP[8]上昇、AST(GOT)上昇、LDH上昇--
腎臓-蛋白尿--
精神神経系-ふらつき、眠気、頭痛、残眠感、頭重感、めまい、不安、悪夢、気分高揚錯視、しびれ感振戦
-複視-視力障害、霧視
循環器・心臓-動悸--
消化器-悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛下痢口の錯感覚、食欲亢進
過敏症-発疹、そう痒感--
筋骨格系及び結合組織障害-倦怠感、疲労、下肢脱力感-筋痙攣
その他-口渇、不快感転倒味覚異常
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同じ成分の医薬品 anchor.png[11]


Last-modified: 2020-11-07 (土) 15:04:48 (JST) (1275d) by kondo