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ポマリストカプセル :: 医療 Wiki

illness:ポマリストカプセル

ページ内コンテンツ
  • ポマリドミド(Pomalidomide)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

ポマリドミド(Pomalidomide) anchor.png[1]

難治性の多発性骨髄腫[2]用薬

  • ポマリストカプセル (製薬会社:セルジーン株式会社)
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作用と効果 anchor.png[3]

サイトカイン[4]産生調節作用、造血器腫瘍細胞に対する増殖抑制作用、血管新生阻害作用などの様々な作用が総合的に働いて、骨髄腫細胞を減少させ、病気[5]の進行を抑えます。
通常、再発または難治性の多発性骨髄腫[2]の治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[6]

通常、成人は、デキサメタゾンと併用し、主成分として1日1回4mgを21日間服用した後、7日間休薬します。これを1サイクルとして服用を繰り返します。状態により適宜減量されます。
この薬は1カプセル中に主成分として1mgを含有します。

  • 必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飛散事故を防ぐため、カプセルは噛み砕いたり、開けて服用しないでください。
  • 飲み忘れに気づいたのが、いつも飲む時間から12時間以内の場合は、飲み忘れた分を飲んでください。12時間を越えている場合は、その分は飲-まず、翌日からいつもの量をいつもの時間に飲んでください。
  • 絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
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生活上の注意 anchor.png[7]

胎児への薬剤曝露を避けるため、レブラミド・ポマリスト適正管理手順(レブメイト/RevMate)を必ず遵守してください。催奇形性(胎児に奇形を生じること)が現れる可能性があります。

妊娠する可能性のある女性の場合は、服用開始前に妊娠検査を行い、服用開始4週間前から服用中止後4週間まで、男女ともに確実な方法で避妊をし、服用中は4週間を超えない間隔で定期的に妊娠検査を受けてください(なお、避妊法は100%回避できるわけではありません。性交渉をしないことが確実な回避方法です)。

この薬は精液中に移行するので、男性の場合は服用開始から服用終了4週間後まで、必ず避妊し、パートナーが妊娠している場合、性交渉を完全に控えてください。
この薬の服用開始から服用終了4週間後までは、献血または精子・精液の提供、授乳はできません。

眠気やめまいなどが起こることがありますので、自動車の運転や危険を伴う機械の操作は避けてください。

定期的に腎臓の働きを調べることがあります。その場合には指定された日時に検査を受けてください。

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副作用 anchor.png[8]

主な副作用として、発疹、発熱、便秘、疲労、貧血[9]などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[10]

  • 深部静脈血栓症、肺塞栓症
    急激な手足の腫れ・痛み・しびれ・発赤、呼吸困難、胸痛
  • 脳梗塞
    突然認める片側の手足や顔の麻痺、しびれ、意識障害
  • 骨髄抑制
    全身倦怠感、発熱、歯ぐきの出血
  • 感染症
    咳、痰、発熱
  • 間質性肺疾患
    発熱、から咳、呼吸困難

Last-modified: 2015-05-26 (火) 18:06:21 (JST) (3261d) by seriza