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ベクティビックス点滴静注 :: 医療 Wiki

illness:ベクティビックス点滴静注

ページ内コンテンツ
  • パニツムマブ(遺伝子組換え)(Panitumumab genetical recombination)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

パニツムマブ(遺伝子組換え)(Panitumumab genetical recombination) anchor.png[1]

抗悪性腫瘍剤 ヒト型抗EGFR モノクローナル抗体

  • ベクティビックス点滴静注 (製薬会社:武田薬品工業株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

大腸がん[3]の細胞膜の表面にあるEGFR(上皮細胞[4]増殖因子受容体)に結びつく抗体医薬品で、EGFRに結びつくことによりがん細胞の増殖を抑えます。
通常、KRAS遺伝子野生型の大腸がん[3](結腸がん・直腸がん)に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[5]

通常、成人は2週に1回、静脈内に点滴します。
具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

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生活上の注意 anchor.png[6]

皮膚の毛穴がつまることで、皮膚症状が悪化するおそれがありますので、皮膚を清潔に保つようにしてください。

体を洗う際には、刺激の少ない石鹸を使用し、シャワーや入浴にはぬるめのお湯を使用してください。また、シャワーや入浴後には保湿剤を塗布し、乾燥を防ぐようにしてください。

日光にあたることで皮膚症状が悪化するおそれがあるので、治療期間中は、日焼け止めを塗ったり、帽子や長袖の服を着るなどして、日光をなるべく避けるようにしてください。

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副作用 anchor.png[7]

主な副作用として、ざ瘡、皮膚乾燥、発疹、かゆみ、爪囲炎、疲労、口内炎、食欲不振、ざ瘡様皮膚炎、紅斑、下痢、吐き気、嘔吐、粘膜の炎症などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[8]

  • 重度の皮膚障害
    にきびのような発疹や吹き出もの、爪のまわりの炎症、皮膚の乾燥やひび割れ、かゆみ []
  • 間質性肺疾患(間質性肺炎[9]、肺線維症、肺臓炎、肺浸潤)
    発熱、から咳、呼吸困難、倦怠感
  • 薬剤注入にともなう反応
    アナフィラキシー様症状(発疹、発汗、呼吸困難)、血管浮腫(顔・舌・のどが腫れる)、気管支けいれん、発熱、寒気、呼吸困難、低血圧
  • 重度の下痢
    激しい下痢、脱水
  • 低マグネシウム血症
    けいれん、しびり、全身倦怠感

Last-modified: 2015-09-29 (火) 00:43:21 (JST) (3142d) by kondo