合成副腎皮質ホルモン製剤
合成副腎皮質ホルモン製剤で、抗炎症作用、抗アレルギー作用、免疫抑制作用のほか、広範囲にわたる代謝作用など様々な作用を持ちます。通常、炎症性・アレルギー性疾患、免疫系疾患など、様々な疾患に用いられます。
通常、成人は1日1~12錠(主成分として5~60mg)を1~4回に分けて服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。次に飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
主な副作用として、発疹、ざ瘡(にきび)、多毛、脱毛、色素沈着、皮下溢血、線条(皮膚に筋状の変化)、かゆみ、発汗異常、脂肪織炎(皮下脂肪の痛み・しこり)、発熱、ステロイド腎症(むくみ)、体重増加、尿路結石、創傷治癒障害、皮膚・結合組織の菲薄化・脆弱化などが報告されています。