外用合成副腎皮質ホルモン[2]剤
ステロイド外用剤で、抗炎症作用、胸腺萎縮作用や副腎皮質機能抑制作用により炎症による腫れや赤みをおさえ、かゆみや痛みをやわらげます。通常、湿疹・皮膚炎群、痒疹群、虫さされ、乾癬、掌蹠膿疱症[4]、扁平苔癬、紅皮症、慢性円板状エリテマトーデス、円形脱毛症などの治療に用いられます。
通常、1日1~数回、適量を塗りますが、治療を受ける疾患や症状により適宜増減されます。必ず指示された使用方法に従ってください。眼やまぶたに使用しないでください。もしまちがって目に入ったら水で洗い流してください。
塗り忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を塗ってください。ただし、次に使用する時間が近いときは忘れた分を抜き、次回より指示通りに塗ってください。絶対に2回分を一度に使ってはいけません。誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。
主な副作用として、紅斑、腫脹、皮膚の感染症(毛嚢炎、せつ)、ステロイドざ瘡、刺激感などが報告されています。
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