加齢黄斑変性症治療剤(光線力学的療法用製剤)
眼内にできる病的な血管の成長を抑え、病変を小さくすることで、視力がさらに低下するのを抑えます。
通常、中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性症の治療に用いられます。
注射後48時間は体の中からこの薬が完全には排出されていません。
そのため皮膚や目が日光などの強い光(裸電球などの強い室内光にも注意が必要です)に対して過敏に反応するので、それらの強い光を浴びないようにしてください。
また、それ以降であっても治療後5日目までは、できるだけ日中の外出を避け、強い光は浴びないようにしてください。
眼がかすむなどの症状がある場合は、高所作業、自動車の運転など危険を伴う機械の操作はしないでください。
主な副作用として、視覚異常、視力低下、目の異常感、頭痛などが報告されています。