加齢黄斑変性症[2]治療剤(光線力学的療法用製剤)
眼内にできる病的な血管の成長を抑え、病変を小さくすることで、視力がさらに低下するのを抑えます。
通常、中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性症[2]の治療に用いられます。
通常、10分間かけて静脈内に1回注射します。注射開始から15分後にレーザー光を83秒間照射します。初回治療後、3ヵ月ごとに目の検査を行い、必要に応じて再治療します。
注射後48時間は体の中からこの薬が完全には排出されていません。
そのため皮膚や目が日光などの強い光(裸電球などの強い室内光にも注意が必要です)に対して過敏に反応するので、それらの強い光を浴びないようにしてください。
また、それ以降であっても治療後5日目までは、できるだけ日中の外出を避け、強い光は浴びないようにしてください。
眼がかすむなどの症状がある場合は、高所作業、自動車の運転など危険を伴う機械の操作はしないでください。
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