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ビスダイン静注用 :: 医療 Wiki

illness:ビスダイン静注用

ページ内コンテンツ
  • ベルテポルフィン(Verteporfin)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 稀な副作用

ベルテポルフィン(Verteporfin) anchor.png[1]

加齢黄斑変性症[2]治療剤(光線力学的療法用製剤)

  • ビスダイン静注用 (製薬会社:ノバルティス ファーマ株式会社)
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作用と効果 anchor.png[3]

眼内にできる病的な血管の成長を抑え、病変を小さくすることで、視力がさらに低下するのを抑えます。
通常、中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性症[2]の治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[4]

通常、10分間かけて静脈内に1回注射します。注射開始から15分後にレーザー光を83秒間照射します。初回治療後、3ヵ月ごとに目の検査を行い、必要に応じて再治療します。

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生活上の注意 anchor.png[5]

注射後48時間は体の中からこの薬が完全には排出されていません。
そのため皮膚や目が日光などの強い光(裸電球などの強い室内光にも注意が必要です)に対して過敏に反応するので、それらの強い光を浴びないようにしてください。
また、それ以降であっても治療後5日目までは、できるだけ日中の外出を避け、強い光は浴びないようにしてください。

眼がかすむなどの症状がある場合は、高所作業、自動車の運転など危険を伴う機械の操作はしないでください。

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副作用 anchor.png[6]

主な副作用として、視覚異常、視力低下、目の異常感、頭痛などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[7]

  • 網膜下出血、網膜剥離などの眼障害
    視力低下、蚊が眼の前をとんでいるように見える、視野の中に見えない部分がある
  • アナフィラキシー様症状、血管迷走神経反応
    呼吸困難、眼や唇の周囲の腫れ、失神
  • 脳梗塞、大動脈瘤、心筋梗塞[8]
    片側の麻痺、意識低下、急激な胸の圧迫感
  • 出血性胃潰瘍
    みぞおちの痛み、吐き気、嘔吐
  • 全身性の疼痛
    関節、背中や胸の痛み

Last-modified: 2019-03-09 (土) 13:43:02 (JST) (1881d) by kondo