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バニヘップカプセル :: 医療 Wiki

illness:バニヘップカプセル

ページ内コンテンツ
  • バニプレビル(Vaniprevir)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

バニプレビル(Vaniprevir) anchor.png[1]

抗ウイルス剤

  • バニヘップカプセル (製薬会社:MSD株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

C型肝炎[3]ウイルスの複製に必須であるプロテアーゼを阻害し、C型肝炎[3]ウイルスの増殖を抑える作用(抗ウイルス作用)を示します。ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)、およびリバビリンと一緒に使用します。
通常、C型慢性肝炎の治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[4]

通常、成人は1回2カプセル(主成分として300mg)を1日2回12週間もしくは24週間服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
この薬はペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)、およびリバビリンと一緒に使用されます。これらの薬についても説明を受けてください。

飲み忘れた場合は、医師または薬剤師に相談してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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生活上の注意 anchor.png[5]

この薬と一緒に使用するリバビリンには動物実験で催奇形性(胎児に奇形が生じる可能性)の報告があります。

妊娠する可能性がある人およびパートナーが妊娠する可能性がある人は、リバビリンを服用している間および服用を中止してから6ヵ月間は避妊してください。また、妊娠していないことを確認するために妊娠検査を毎月1回行ってください。

セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)は薬の血中濃度を下げ、効果が減弱するおそれがあるので、セイヨウオトギリソウ含有食品を避けてください。

グレープフルーツジュースは薬の血中濃度を上げ、副作用があらわれるおそれがあるので、グレープフルーツジュースを避けてください。

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副作用 anchor.png[6]

主な副作用として、発熱、頭痛、吐き気、だるい、脱毛、かゆみ、発疹などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[7]

  • 血液障害
    発熱、のどの痛み、手足のあざ、鼻血
  • 貧血[8]、ヘモグロビン減少
    階段や坂を上る時の動悸、息ぎれ、めまい
  • うつ病[9]
    不眠、不安感、焦燥感、意欲が低下した状態

Last-modified: 2015-05-30 (土) 18:14:26 (JST) (3262d) by seriza