持続性α1遮断薬
血管のα1受容体を遮断することにより末梢血管を拡張し血圧を下げます。また、前立腺のα1受容体を遮断することにより前立腺の緊張を緩和し排尿障害を改善します。通常、本態性高血圧症、腎性高血圧症、褐色細胞腫による高血圧症、前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療に用いられます。
通常、成人は1回1錠(テラゾシンとして0.25mg)を1日2回から服用を開始し、効果が不十分な場合は1回2〜8錠(0.5~2mg)を1日2回まで徐々に増量されます。年齢・症状により適宜増減されますが、1日最高投与量は8mgまでです。必ず指示された服用方法に従ってください。
主な副作用として、めまい、立ちくらみ、動悸、頭痛、貧血、低血圧、かゆみ、発疹などが報告されています。