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ノウリアスト錠 :: 医療 Wiki

illness:ノウリアスト錠

ページ内コンテンツ
  • イストラデフィリン(Istradefylline)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

イストラデフィリン(Istradefylline) anchor.png[1]

アデノシンA2A受容体拮抗薬

  • ノウリアスト錠 (製薬会社:協和発酵キリン株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

脳内のアデノシンという神経伝達物質の作用を弱めることで、併用している他のパーキンソン病[3]薬の長期間使用により効き目が弱くなった(パーキンソン症状が現れた)状態〔ウェアリングオフ現象〕を改善します。
通常、レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病[3]におけるウェアリングオフ現象の改善に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[4]

通常、レボドパ含有製剤と併用し、成人は1回1錠(主成分として20mg)を1日1回服用しますが症状により1回2錠(40mg)まで増量されることがあります。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時すぐに1回分を服用してください。ただし、次の服用時間が近い時は忘れた分をとばして、次回から指示通りに服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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生活上の注意 anchor.png[5]

前兆のない突発的な睡眠や傾眠(眠気でぼんやりする)、起立性低血圧(立ちくらみ)、めまい、意識消失、失神が現れることがありますので、自動車の運転や機械の操作、高所作業など危険を伴う作業はしないでください。

息切れ、呼吸困難、痰を伴わない乾いた咳があらわれた時は、担当の医師または薬剤師に相談してください。喫煙により薬の作用が弱くなることがありますので、注意してください。

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副作用 anchor.png[6]

主な副作用として、ジスキネジー(持続的な不随意運動)、便秘、幻視、幻覚、傾眠、吐き気、血中CK(CPK)増加、体重減少などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[7]

  • 幻視、幻覚、幻聴、体感幻覚、妄想、被害妄想
    実際にない物が見えたり聞こえたりするように感じる、根拠のない思い込み
  • せん妄
    意識が乱れる
  • 不安障害
    漠然とした恐れを感じる
  • うつの悪化・抑うつ
    やる気がおきない、気分が落ち込む、不眠
  • 躁病、激越
    気分が高ぶる、興奮、感情が激しくたかぶった状態
  • 衝動制御障害
    欲望・欲求が抑えられない

Last-modified: 2016-12-14 (水) 17:54:43 (JST) (2698d) by seriza