アデノシンA2A受容体拮抗薬
脳内のアデノシンという神経伝達物質の作用を弱めることで、併用している他のパーキンソン病[3]薬の長期間使用により効き目が弱くなった(パーキンソン症状が現れた)状態〔ウェアリングオフ現象〕を改善します。
通常、レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病[3]におけるウェアリングオフ現象の改善に用いられます。
通常、レボドパ含有製剤と併用し、成人は1回1錠(主成分として20mg)を1日1回服用しますが症状により1回2錠(40mg)まで増量されることがあります。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時すぐに1回分を服用してください。ただし、次の服用時間が近い時は忘れた分をとばして、次回から指示通りに服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
前兆のない突発的な睡眠や傾眠(眠気でぼんやりする)、起立性低血圧(立ちくらみ)、めまい、意識消失、失神が現れることがありますので、自動車の運転や機械の操作、高所作業など危険を伴う作業はしないでください。
息切れ、呼吸困難、痰を伴わない乾いた咳があらわれた時は、担当の医師または薬剤師に相談してください。喫煙により薬の作用が弱くなることがありますので、注意してください。
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