ロサルタンカリウム(Losartan potassium) [1]
A-IIアンタゴニスト
アンジオテンシンII受容体拮抗作用により、血圧を下げ、また、蛋白尿を減らすなど腎臓を保護し、腎機能の悪化を抑える働きがあります。通常、高血圧[3]症、高血圧[3]および蛋白尿を伴う2型糖尿病[4]における糖尿病[4]性腎症の治療に用いられます。
- 高血圧[3]症
通常、成人は1回1~2錠(主成分として25~50mg)を1日1回服用します。年齢、症状により適宜増減され、1日4錠(100mg)まで増量されることがあります。必ず指示された服用方法に従ってください。
- 高血圧[3]および蛋白尿を伴う2型糖尿病[4]における糖尿病[4]性腎症
通常、成人は1回2錠(主成分として50mg)を1日1回服用しますが、血圧値により1日4錠(100mg)まで増量されることがあります。過度の血圧低下を起こすおそれがある場合は1回1錠(25mg)から開始されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に通常服用する時間が近い場合は飲まずに、次の服用時間から1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
主な副作用として、頭痛、めまい、嘔吐・嘔気、ほてり、高カリウム血症、低血圧、無力症/疲労などが報告されています。
- アナフィラキシー様症状
蕁麻疹、呼吸困難、むくみ
- 血管浮腫
顔・唇・舌・のどがはれる
- 腎不全
尿量減少、全身のむくみ
- ショック、失神、意識消失
冷汗、吐き気、気を失う