ドパミン作動性パーキンソン病[2]治療剤
脳のドパミン受容体を刺激することにより、パーキンソン病[2]症状(手のふるえ、筋肉のこわばり、動作が遅い、姿勢が保持できない)や、特発性レストレスレッグス症候群[4]の症状(安静時に起こる、特に下肢を中心とした異常感覚)を改善します。
通常、パーキンソン病[2]の治療や、特発性レストレスレッグス症候群[4]の治療に用いられます。
通常、成人は主成分として1回4.5mgを1日1回からはじめ、以後経過を観察しながら、1週間毎に1日量として4.5mgずつ増量し、維持量(標準1日量9mg~36mg)を、肩、上腕部、腹部、側腹部、臀部、大腿部のいずれかの正常な皮膚に貼付し、24時間毎に貼り替えます。年齢・症状により適宜増減されますが、1日量として36mgを超えないこととします。
通常、成人は主成分として1回2.25mgを1日1回からはじめ、以後経過を観察しながら、1週間以上の間隔をあけて1日量として2.25mgずつ増量し維持量(標準1日量4.5mg~6.75mg)を、肩、上腕部、腹部、側腹部、臀部、大腿部のいずれかの正常な皮膚に貼付し、24時間毎に貼り替えます。年齢・症状により適宜増減されますが、1日量として6.75mgを超えないこととします。
本剤は1枚中に主成分2.25mgを含有します。いずれの場合も、必ず指示された使用方法に従ってください。
前兆のない突発的睡眠や傾眠があらわれることがありますので、自動車の運転や機械の操作、高い所での作業など危険を伴う作業は行わないでください。
生活の破たんなどの社会的に不利な結果を招くにもかかわらず、賭博(ギャンブル)を繰り返す、病的な性欲の亢進、過剰で無計画な買い物を繰り返す、暴食をするなど、衝動が抑えられない症状(衝動制御障害)があらわれることがあります。
これらの症状があらわれた場合は、医師に相談してください。
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