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ドプスOD錠 :: 医療 Wiki

illness:ドプスOD錠

ドロキシドパ (Droxidopa) anchor.png

ノルアドレナリン作動性神経機能改善剤

  • ドプスOD錠 (製薬会社:大日本住友製薬株式会社)
  • ドプス細粒 (製薬会社:大日本住友製薬株式会社)
  • ドプスカプセル (製薬会社:大日本住友製薬株式会社)
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作用と効果 anchor.png

このくすりは体内で直接l(エル)-ノルアドレナリンとなり、神経の機能を改善します。通常、パーキンソン病におけるすくみ足やたちくらみ、シャイドレーガー症候群、家族性アミロイドポリニューロパチーにおける起立性低血圧、失神、たちくらみ、起立性低血圧を伴なう血液透析患者のめまい・ふらつき・たちくらみ、けん怠感、脱力感の治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png

  • パーキンソン病におけるすくみ足、たちくらみ
    通常、成人は1回1錠(主成分として100mg)を1日1回から服用を開始し、一日おきに1錠(100mg)ずつ増量し、最適な服用量(標準維持量)を決めます。標準維持量は1回2錠(200mg)1日3回服用ですが、年齢・症状により増減されます。1日の服用量は最大9錠(900mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • シャイドレーガー症候群、家族性アミロイドポリニューロパチーにおける起立性低血圧、失神、たちくらみ
    通常、成人は1日2~3錠(200~300mg)を1日2~3回に分けて服用開始し、数日~1週間毎に1日1錠(100mg)ずつ増量し、最適な服用量(標準維持量)を決めます。標準維持量は1回1~2錠(100~200mg)1日3回服用ですが、治療を受ける疾患や年齢・症状により増減されます。1日の服用量は最大9錠(900mg)です。
    必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 起立性低血圧を伴う血液透析時のめまい・ふらつき・たちくらみ、けん怠感、脱力感
    通常、成人は1回2~4錠(200~400mg)を透析開始30分前~1時間前に服用しますが、年齢・症状により減量されます。1回の服用量は最大4錠(400mg)です。
    必ず指示された服用方法に従ってください。

この薬は水と一緒でなくても飲めるタイプの薬です。舌の上でだ液を含ませ軽くつぶしてから、だ液と一緒に飲んでください。普通の薬と同じように、コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲むこともできます。

飲み忘れた場合は、気がついた時に飲んでください。ただし、次に飲むまでに4時間以上あけてください(1日3回飲んでいる場合)。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。血液透析を受けている場合は、血液透析の前に気がつけばすぐに飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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副作用 anchor.png

主な副作用として、吐き気、食欲不振、胃痛、みぞおちの痛み・もたれ・胸やけ、血圧が上がる、頭痛、頭が重い、幻覚、めまい、動悸、けん怠感、皮膚や粘膜(特に唇、手足の爪)が青紫色〜暗紫色になる、発疹、かゆみなどが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png

  • 悪性症候群
    急激な発熱、筋肉のこわばり、手足のふるえ 白血球減少、無顆粒球症、好中球減少、血小板減少
    のどの痛み、頭痛、鼻血
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ジェネリック医薬品 anchor.png

  • ドロキシドパカプセル (製薬会社:共和薬品工業株式会社)
  • ドロキシドパカプセル (製薬会社:日医工株式会社)
  • ドロキシドパカプセル (製薬会社:マイラン製薬株式会社)

Last-modified: 2013-01-30 (水) 16:49:19 (JST) (4117d) by seriza