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ドプスカプセル :: 医療 Wiki

illness:ドプスカプセル

ページ内コンテンツ
  • ドロキシドパ(Droxidopa)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
      • パーキンソン病におけるすくみ足、たちくらみ
      • シャイドレーガー症候群、家族性アミロイドポリニューロパチーにおける起立性低血圧、失神、たちくらみ
      • 起立性低血圧を伴う血液透析時のめまい・ふらつき・たちくらみ、けん怠感、脱力感
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

ドロキシドパ(Droxidopa) anchor.png[1]

ノルアドレナリン作動性神経機能改善剤

  • ドプスカプセル (製薬会社:大日本住友製薬株式会社)
  • ドプスOD錠[2] (製薬会社:大日本住友製薬株式会社)
  • ドプス細粒 (製薬会社:大日本住友製薬株式会社)
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作用と効果 anchor.png[3]

この薬は体内でノルアドレナリンに変換され、神経の機能を改善します。 通常、パーキンソン病[4]におけるすくみ足やたちくらみ、シャイドレーガー症候群、家族性アミロイド[5]ポリニューロパチーにおける起立性低血圧、失神、たちくらみ、起立性低血圧を伴なう血液透析患者のめまい・ふらつき・たちくらみ、けん怠感、脱力感の症状改善に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[6]

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パーキンソン病[4]におけるすくみ足、たちくらみ anchor.png[7]

  • ドプスカプセル
    通常、成人は1回1カプセル(主成分として100mg)を1日1回から服用を開始し、一日おきに1カプセル(100mg)ずつ増量し、最適な服用量(標準維持量)を決めます。標準維持量は1回2カプセル(200mg)1日3回服用ですが、年齢・症状により増減されます。1日の服用量は最大9カプセル(900mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • ドプスOD錠[2]
    通常、成人は1回1錠(主成分として100mg)を1日1回から服用を開始し、一日おきに1錠(100mg)ずつ増量し、最適な服用量(標準維持量)を決めます。標準維持量は1回2錠(200mg)1日3回服用ですが、年齢・症状により増減されます。1日の服用量は最大9錠(900mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • ドプス細粒
    通常、成人は1回0.5g(主成分として100mg)を1日1回から服用を開始し、一日おきに0.5g(100mg)ずつ増量し、最適な服用量(標準維持量)を決めます。標準維持量は1回1g(200mg)1日3回服用ですが、年齢・症状により増減されます。1日の服用量は最大4.5g(900mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。
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シャイドレーガー症候群、家族性アミロイド[5]ポリニューロパチーにおける起立性低血圧、失神、たちくらみ anchor.png[8]

  • ドプスカプセル
    通常、成人は1日2~3カプセル(200~300mg)を1日2~3回に分けて服用開始し、数日~1週間毎に1日1カプセル(100mg)ずつ増量し、最適な服用量(標準維持量)を決めます。標準維持量は1回1~2カプセル(100~200mg)1日3回服用ですが、年齢・症状により増減されます。1日の服用量は最大9カプセル(900mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • ドプスOD錠[2]
    通常、成人は1日2~3錠(200~300mg)を1日2~3回に分けて服用開始し、数日~1週間毎に1日1錠(100mg)ずつ増量し、最適な服用量(標準維持量)を決めます。標準維持量は1回1~2錠(100~200mg)1日3回服用ですが、治療を受ける疾患や年齢・症状により増減されます。1日の服用量は最大9錠(900mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • ドプス細粒
    通常、成人は1日1~1.5g(200~300mg)を1日2~3回に分けて服用開始し、数日~1週間毎に1日0.5g(100mg)ずつ増量し、最適な服用量(標準維持量)を決めます。標準維持量は1回0.5~1g(100~200mg)1日3回服用ですが、年齢・症状により増減されます。1日の服用量は最大4.5g(900mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。
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起立性低血圧を伴う血液透析時のめまい・ふらつき・たちくらみ、けん怠感、脱力感 anchor.png[9]

  • ドプスカプセル
    通常、成人は1回2~4カプセル(200~400mg)を透析開始30分前~1時間前に服用しますが、年齢・症状により減量されます。1回の服用量は最大4カプセル(400mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • ドプスOD錠[2]
    通常、成人は1回2~4錠(200~400mg)を透析開始30分前~1時間前に服用しますが、年齢・症状により減量されます。1回の服用量は最大4錠(400mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。

この薬は水と一緒でなくても飲めるタイプの薬です。舌の上でだ液を含ませ軽くつぶしてから、だ液と一緒に飲んでください。普通の薬と同じように、コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲むこともできます。

  • ドプス細粒
    通常、成人は1回1~2g(200~400mg)を透析開始30分前~1時間前に服用しますが、年齢・症状により減量されます。1回の服用量は最大2g(400mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時に飲んでください。ただし、次に飲むまでに4時間以上あけてください(1日3回飲んでいる場合)。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。 血液透析を受けている場合は、血液透析の前に気がつけばすぐに飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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副作用 anchor.png[10]

主な副作用として、吐き気、食欲不振、胃痛(胃部不快感等)、血圧上昇、頭痛、頭重、幻覚、めまい、動悸、けん怠感、皮膚や粘膜(特に唇、手足の爪)が青紫色になる、発疹、かゆみなどが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[11]

  • 悪性症候群
    急激な発熱、筋肉のこわばり、手足のふるえ
  • 白血球減少、無顆粒球症、好中球減少、血小板減少
    のどの痛み、頭痛、鼻血
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ジェネリック医薬品[12] anchor.png[13]

  • ドロキシドパカプセル
  • ドロキシドパ細粒

Last-modified: 2013-01-30 (水) 16:48:26 (JST) (4097d) by seriza