ページへ戻る

− Links

 印刷 

トレプロスト注射液 :: 医療 Wiki

illness:トレプロスト注射液

ページ内コンテンツ
  • トレプロスチニル(Treprostinil)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

トレプロスチニル(Treprostinil) anchor.png[1]

循環器官用薬

  • トレプロスト注射液 (製薬会社:持田製薬株式会社)
Page Top

作用と効果 anchor.png[2]

肺の血管を拡げることにより肺動脈の血圧を下げ、血液を流れやすくします。また、同時に肺の血管内で血液が固まりにくくすることにより、血管が詰まらないようにします。
通常、肺動脈性肺高血圧症[3]の治療に用いられます。

Page Top

用法・用量 anchor.png[4]

通常、一定の速度で持続して静脈内もしくは皮下に注射します。使用量などは、症状などにあわせて、医師が決めます。
必ず指示された使用方法に従ってください。

  • 具体的な使用期間については、医師にお聞きください。
  • この薬の使用方法や使用済みの注射器と注射針の安全な廃棄方法など、十分に理解できるまで説明を受けてください。
  • 自己治療を行う際に、入院して、自己治療方法のトレーニングを行い、習得することが必要です。
  • 注射をし忘れた場合は、医師の指示を受けてください。
  • 絶対に2回分を一度に使ってはいけません。
  • 誤って多く注射した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自己判断で使用を中止したり、量を加減せず、必ず指示された使用方法に従ってください。
  • この薬をやめると状態が悪くなることがあります。
Page Top

生活上の注意 anchor.png[5]

めまいなどが現れることがあるので、高所作業、自動車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。

Page Top

副作用 anchor.png[6]

主な副作用として、潮紅、ほてり、下痢、吐き気、四肢痛、顎痛、頭痛、不眠症、むくみ、倦怠感、めまい、発疹、嘔吐および皮下注射時の注射部位の局所反応(疼痛、紅斑、腫脹、熱感、硬結、かゆみ)などが報告されています。

Page Top

稀な副作用 anchor.png[7]

  • 血圧低下、失神
    脱力感、立ちくらみ、めまい、気を失う
  • 出血
    血をはく、吐き気、嘔吐、腹痛、血が混ざった便、黒色便、鼻血、皮下注射部位からの出血、カテーテル挿入部位からの出血
  • 血小板減少、好中球減少
    鼻血、歯ぐきの出血、あおあざができる、皮下出血、出血が止まりにくい、発熱、のどの痛み
  • 血流感染
    カテーテル挿入部位周辺の皮膚の発赤・熱感、発熱、からだがだるい
  • 注射部位の局所反応
    持続皮下注射時の注射部位における痛み、皮膚の赤い発疹、腫れ、熱感

Last-modified: 2014-11-14 (金) 12:09:55 (JST) (3458d) by seriza