ページへ戻る

− Links

 印刷 

トスキサシン錠 :: 医療 Wiki

illness:トスキサシン錠

ページ内コンテンツ
  • トスフロキサシントシル酸塩水和物(Tosufloxacin tosilate hydrate)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

トスフロキサシントシル酸塩水和物(Tosufloxacin tosilate hydrate) anchor.png[1]

ニューキノロン系経口抗菌製剤

  • トスキサシン錠 (製薬会社:アボット ジャパン株式会社)
Page Top

作用と効果 anchor.png[2]

細菌のDNA複製を阻害することにより殺菌作用を示します。感染症の治療に用いるニューキノロン系の抗菌薬です。通常、呼吸器感染症、尿路感染症、耳鼻科領域感染症など広い範囲の感染症の治療に用いられます。

Page Top

用法・用量 anchor.png[3]

通常、成人は1日4~6錠(主成分として300~450mg)を1日2~3回に分けて服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状などによって適宜増減されます。ただし、重症または効果不十分と思われる場合は、1日8錠(600mg)まで増量されることがあります。必ず指示された服用方法に従ってください。

  • 骨髄炎[4]、関節炎の場合
    通常、成人は1日6錠(主成分として450mg)を1日3回に分けて服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状などによって適宜増減されます。ただし、重症または効果不十分と思われる場合は、1日8錠(600mg)まで増量されることがあります。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 腸チフス、パラチフスの場合
    通常、成人は1日8錠(主成分として600mg)を1日4回に分けて、14日間服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合には、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

Page Top

副作用 anchor.png[5]

主な副作用として、発疹、そう痒感、蕁麻疹、発熱、光線過敏症、しびれ、振戦、幻覚、胃部不快感、腹部不快感、下痢、軟便などが報告されています。

Page Top

稀な副作用 anchor.png[6]

  • ショック、アナフィラキシー様症状
    息苦しい、目や口唇のまわりの腫れ、発赤
  • 中毒性表皮壊死症、皮膚粘膜眼症候群
    皮膚の赤い発疹、水疱、眼球結膜の充血
  • 肝機能障害、黄疸
    全身倦怠感、食欲不振、皮膚や結膜などの黄染(黄色くなる)
  • 偽膜性大腸炎、出血性大腸炎
    腹痛、下痢、血のまじった便
  • 横紋筋融解症[7]
    手足の筋肉の痛み、脱力感、赤褐色尿
Page Top

ジェネリック医薬品[8] anchor.png[9]

  • トスフロキサシントシル酸塩錠 (製薬会社:田辺三菱製薬株式会社)
  • トスフロキサシントシル酸塩錠 (製薬会社:株式会社陽進堂)
  • トスフロキサシントシル酸塩錠 (製薬会社:沢井製薬株式会社)

Last-modified: 2012-01-16 (月) 15:03:32 (JST) (4485d) by seriza